外壁塗装の近隣挨拶で手土産は必要?基礎知識やのし紙の必要性について

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外壁の工事日程が近づいたら、近隣の方に挨拶しようと考えている方は多いでしょう。外壁塗装は、足場の組立で出る騒音、塗料のニオイ、飛び散りなどが原因で近隣トラブルが起きやすい工事です。

>>外壁塗装のトラブルについて詳しく確認する

 

そのため、ご近所の方との関係が悪くなってしまうことのないよう、工事前に挨拶に行くことをおすすめします。

 

そこで今回は、外壁塗装の手土産に関する基礎知識とポイントを詳しく解説します。工事の近隣挨拶について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

 

>>外壁塗装の際の近隣挨拶について詳しく確認する

外壁塗装で近隣挨拶するときの手土産に関する基礎知識

外壁塗装の手土産は、何をいくらくらい準備すれば良いか悩む人も多いでしょう。依頼した業者によっては、手土産を手配してくれることがあるため、購入する前に一度確認しておきましょう。

 

ここでは、手土産の選び方やおすすめの手土産の品、手土産に添える言葉などを詳しく紹介します。

 

手土産の選び方

外壁塗装の近隣挨拶で手土産を選ぶときは、高価なものではなく粗品を選んで問題ありません。本来の目的は、近隣に住む方に塗装工事する旨を伝えることです。

 

具体的には、タオルや洗剤、石鹸など日常で使える消耗品などが良いでしょう。食べ物は好みが出やすく、場合によっては喜ばれないことがあります。

 

できれば、どんな人にあげても困らないものを選ぶのがおすすめです。渡す相手の世代や家族構成も考慮して選ぶと良いでしょう。

 

渡す方の家族構成別の手土産を、下記にまとめます。

 

  • ●老夫婦……タオル・洗濯洗剤・台所洗剤・自治体の有料ゴミ袋
  • ●お子さんがいるご家庭……タオルなど日用品・お菓子・洗濯洗剤
  • ●お子さんがいないご家庭タオルなど日用品

 

おすすめの手土産

挨拶回りで渡す手土産は、洗剤やタオルなどの日用品を選ぶのがおすすめです。相手に気を遣わせず、日常使いしやすいものだと喜ばれやすいでしょう。

 

また、近隣挨拶の手土産は塗装業者があらかじめ準備していることもあります。できれば事前に確認を取り、重複して購入しないように注意してください。

 

具体的には、以下のものがおすすめです。

 

・洗剤、ラップ、キッチンペーパーなどの日用品

・石鹸、ハンドソープ、除菌シートなどの衛生用品

・ゴミ袋

・ハンドタオル、フェイスタオル

・入浴剤

・菓子折り

 

以下のものは避けた方が良いでしょう。

 

・食料品(アレルギーや好き嫌いが分かれるため)

・シャンプー、ボディーソープ(香りや使用感の好みが分かれるため)

・高価すぎるもの、ブランド品(相手に気を遣わせるため)

 

手土産の金額

近隣挨拶における手土産は、基本的に1,000円以下のものを選びましょう。目安の相場は500円前後です。

 

相手が気を遣わない範囲内のものを準備するのが一般的で、お中元やお歳暮のように「体裁が整った品」を送るのはあまり良くありません。高価すぎるものやブランド品はNGなので注意しておきましょう。

 

挨拶回りの手土産は、あくまで外壁塗装することを伝えるのが本来の目的です。「ご迷惑をおかけするかもしれませんがご容赦ください」という気持ちが伝われば十分なので、見栄を張りすぎないようにしてください。

手土産に添える言葉

手土産を渡すときに、どんな言葉を添えるかどうかも大切なマナーの1つです。ポジティブな表現を使い、謙遜しすぎないようにしましょう。

 

具体的には以下のような言葉を付け加えると印象が良くなります。

 

・心ばかりのものですが

・少しですが皆さんでどうぞ

・評判の味と聞きまして

 

よく使われる表現として「つまらないものですが」や「お口に合うかわかりませんが」といった伝え方もありますが、謙遜しすぎている印象を与えるため、あまりおすすめできません。

 

相手との関係性やその場の状況によって言葉を使い分けると良いでしょう。

外壁塗装の近隣挨拶の手土産にのし紙は必要?

基本的にはのし紙をつけることが多いですが、厳格に決まっているわけではありません。礼儀を重んじるご近所さんであれば、のし紙をつけておいた方が安心です。

 

のし紙は「ご挨拶」と書かれたものが一般的です。「粗品」と書く場合もありますが、へりくだった印象を与えてしまいます。包装は品物の外側にのし紙をつける「外のし紙」で構いません。

 

また、のし紙と併せて「挨拶状」を送るのもおすすめです。業者が提示する場合もありますが、なければ自分で用意します。工期、業者名、担当者名、連絡先などを記載して手土産と一緒にお渡しするようにしましょう。

 

しかし最近では、のし紙をつけなくても気持ちが伝われば良いという傾向があるため、それほど気負いする必要はありません。

 

外壁塗装の近隣挨拶で手土産を渡すときのポイント

外壁塗装の挨拶回りでは、手土産の渡し方を少し工夫するだけで印象がアップします。相手への敬意がきちんと伝わるよう、一つひとつ丁寧に行いましょう。

 

ここからは手土産を渡すときの必須ポイントについて紹介していきます。

手土産を渡すときのマナーを守る

マナーを守ると相手に気持ちよく受け取ってもらえるので、挨拶回りの前にしっかりと頭に入れておきましょう。

 

手土産は挨拶が終わってから、手提げ袋や風呂敷から出して渡すのがマナーです。袋に入ったまま渡すと失礼な行為と思われてしまいます。

 

基本的には、手提げ袋や風呂敷は自分で持ち帰るようにしてください。ただし、デザインが良い袋や相手が希望した場合は、お渡しすることもあります。念のため、持ち帰って良いかを確認してください。

 

手土産は「相手から見て正面になる向き」で渡すのが正しいやり方です。一度自分の方に向けて傷や破れなどがないか確認し、時計回りに90度ずつ2度回して相手に品物の正面を向けて渡します。

 

慣れていないと手間取ってしまうかもしれませんが、何よりも気持ちが大切です。相手に気持ちが伝わるよう、丁寧に対応しましょう。

 

手土産と一緒に挨拶状を渡す

上記でも紹介したように、近隣挨拶の際に手土産と併せて挨拶状を渡すとさらに好印象です。

 

良好な関係を保つのはもちろん、文章にしておくことで「言った・言わない」のトラブルを回避することにも役立ちます。確実に外壁塗装の内容を伝えるには必須の手段ですので、しっかりと押さえておきましょう。

 

挨拶状には以下の内容を含めて作成します。

・工事内容

・工事期間と作業時間帯

・自分の名前と連絡先

・施工業者と連絡先やホームページ

・工事で迷惑をかける事への挨拶

・休日について

・外壁塗装工事の挨拶

 

実際に渡す挨拶状のテンプレートを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

外壁塗装のご挨拶

 

突然のお手紙、失礼申し上げます。丁目番地の○○と申します。

 

この度、自宅の外壁を塗装工事させて頂きます。

 

外壁塗装の作業中においては、車の出入りや騒音、臭いなどが発生することがありますが、近隣の皆様にご迷惑をおかけしないよう細心の注意を払ってまいります。

 

もし、お気付きの点がございましたら、ご連絡いただければ幸いです。

 

ご理解・ご協力のほど、何卒お願い申し上げます。

 

 

工事内容:外壁・屋根塗装工事

 

工事予定期間:20XX○○○○日~20XX○○○○日頃まで

 

作業時間:午前○○時~午後○○時まで

 

休日について:日曜日・祝日は基本的にお休みいたしますが、工程によっては作業させて頂く場合があります。

 

連絡先:外壁 太郎  TEL 000-0000-0000 ○○丁目××―××

 

施工業者:株式会社○○ 担当者△△ TEL 000-0000-0000 ○○丁目××―×× 会社TEL 0000-000-0000

 

会社ホームページ:http:/www.————–

 

 

外壁塗装工事前に近隣挨拶するときには手土産を持参しよう

外壁塗装における近隣挨拶では、手土産を持参するのが一般的です。

 

ご近所にお渡しする手土産は、相手が気を遣わない程度の金額で日用品やお菓子などを選ぶと良いでしょう。高価なものや食料品は避けた方が無難です。

 

また、「ご挨拶」と書かれた外のしをつけることもあります。手土産を渡すときの基本的なマナーや挨拶状の作成などにも配慮しましょう。

 

手土産は外壁塗装業者が手配してくれる場合もありますので、詳しくは問い合わせるようにしてください。

 

 
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