外壁塗装に備えて近隣挨拶をしよう!

外壁塗装の工事を予定している場合、近隣への挨拶について悩みを抱えている人が多いでしょう。

 

実際に当社のお客様からは、

 

「近隣の方へ工事の挨拶はすべき?」

「どこまでの範囲で、なにを伝えたらいいの?」

「挨拶のタイミングや粗品は?」

 

というご質問をいただくことが多々あります。今回はそういった人に向けて、近隣挨拶の重要性からやり方まで紹介します。

 

外壁塗装工事で近隣挨拶はするべき?

結論からいうと、工事前の近隣挨拶は必ず実施すべきです。

 

外壁塗装は騒音だけでなく臭気の発生や塗料の飛散など、室内リフォームよりも近隣住民に与える影響が大きい工事です。

 

告知をせずに工事を開始するとクレームが入ることもあり、最悪の場合は大きなトラブルに発展する可能性があります。

 

クレームを防ぐことや今後のお付き合いを考えると、きちんと近隣挨拶をして円満な関係を築いておくことはとても重要です。

 

また、挨拶は工事業者が代行してくれることもありますが、ご近所に神経質な方がお住まいの場合などはご本人が直接挨拶したほうが良いケースもあります。

 

業者と同行するなど、状況によって臨機応変に対応するようにしましょう。

 

外壁塗装工事の近隣挨拶で伝えるべき内容とは?

近隣挨拶の重要性を理解していても、実際に挨拶するとなると何を伝えるべきか迷ってしまうものです。

 

ここでは、挨拶時に伝えるべきことと、近隣に影響を与えやすい工事内容について紹介します。

 

工事の概要や施工期間などの基本的な情報

いざ挨拶をするときに慌ててしまわないよう、伝える項目は事前に洗い出しておきましょう。

 

  • 工事内容

(今回の場合は「外壁の塗装工事」と伝えると良いでしょう。)

  • 工事期間

(作業時間、土日の作業の有無を伝えるとなお良いです。)

  • 施工業社名・連絡先

 

挨拶時に最低限伝えておくべき内容は以上の3点です。

 

基本的に、外干しの可不可などの連絡事項は業者が工事の進行に合わせて告知していきます。

 

ご自身で挨拶する際には、「工事を行うこと」それによって「迷惑をおかけする旨」を伝えるだけにとどめておきましょう。

 

明確に答えられない質問に対しては適当な回答をせず、改めて業者が説明にくることを伝えておくと良いです。

 

工事の内容

外壁塗装の工事では、それぞれの工事工程によって近隣住民の方へ与える影響が変わってきます。

 

ここでは、近隣住民の方へどのような工事内容がどのように影響を与えるのかを解説します。近隣挨拶を行う際の参考にしてください。

 

足場仮設

屋根や外壁を安全に塗装するための作業場として設置する足場は、頑丈な金属でできています。

 

足場はハンマーで打ち込んで組み立てていくので、金属を叩く大きな騒音が発生します。とくに近年は建物同士の距離が近い住宅が増えている傾向にあり、騒音による近隣住民への影響は大きいです。

 

また、足場の仮設や解体をする際は資材の搬入出を行うために4t以上の大きなトラックを駐車します。

 

自宅前の道路が狭い場合は通行を妨げることになったり、駐車場の出入り口を塞いだりすることもあるので、事前に告知しておいたほうが良いでしょう。

 

高圧洗浄

外壁塗装の工事では、一般的に想像されるような電気式のものではなく、エンジン式の高圧洗浄機を使用します。

 

エンジン式の高圧洗浄機はとても大きな作動音がするため、近隣住民への騒音による影響は想像よりも大きいです。

 

また、高圧洗浄は足場の外側へメッシュシートをかけてから実施しますが、周囲への飛散を完璧に防ぐことはできません。

 

周辺の住宅で洗濯物を干していると、作業を中断せざるを得ない可能性や最悪の場合、洗濯物を汚してしまうこともあります。

 

トラブルを避けるためにも高圧洗浄の日程は事前周知し、当日は室内干しなどの対応をお願いしましょう。

 

塗装

この工事の本工程でもある塗装は、塗料の飛散や臭気によって近隣の方々へ影響を与えます。

 

高圧洗浄と同様に塗装時もメッシュシートは張り巡らされていますが、塗料の飛散は防ぎきれません。

 

駐車されている車を汚してしまわないようにカーシートを被せる場合は、同時に車の所有者への事前周知と許可をとっておく必要もあります。

(カーシートは業者が用意するので、ご自身で用意する必要はありません。)

 

また、塗装中は塗料の独特な臭いが発生します。臭いによって気分を悪くされてしまう方もいるので、工事中は窓を閉めてもらうなどの対応をお願いしておくと安心です。

外壁塗装工事の近隣への挨拶文

工事前の近隣挨拶は、不在によってお会いできないこともあります。

 

時間帯を変えて何度か訪問することもできますが、遅い時間に伺って迷惑になってしまっては本末転倒です。

 

そのような場合には、工事内容を明記した挨拶文の書面投函をおすすめします。

 

また、口頭での説明だけでは認識の相違が生じることもあるため、直接お会いできた方にも書面を渡しておくことで後のトラブルを防げるでしょう。

 

ほとんどの工事業者は書面のフォーマットを用意しているので、依頼すればすぐに作成してくれますが、個人で営んでいる業者の場合は作成できないこともあります。

 

ご自身で用意をしなければならない場合は、テンプレートを活用してご自身で作成しましょう。

 

外壁塗装工事での近隣挨拶のポイント

ここまでは工事前の挨拶の必要性と伝えておくべきことについて解説しました。しかし、トラブルを起こさないためには注意すべきポイントが他にもあります。本章では、挨拶のタイミングや実施する範囲、粗品について紹介します。

 

挨拶のタイミング

工事前の近隣挨拶は、着工の1週間前〜3日前までに行いましょう。

 

早すぎると忘れてしまうことがある上に、急すぎる場合は相手方が対応しきれないこともあるため、挨拶のタイミングは意外と重要です。

 

近年は在宅で仕事をしている方も多いので、先方が余裕を持ってスケジュールを調整できるように心がけましょう。

 

ただし、設置する足場が隣家との境界線ギリギリまたは超える可能性がある場合は、1週間以上前に挨拶しておくことをおすすめします。

 

また、最近は在宅率が上がっているため、直接会える可能性が高い土日祝の10時〜16時を目安に訪問すると会いやすいでしょう。

 

数回訪問しても不在の場合は、用意した書面を投函しておきましょう。

 

近隣挨拶を行う範囲

近隣挨拶を実施する範囲は、対象となる住宅の両隣と前後、斜め前後の合計8件が一般的です。

 

しかし、自宅前が道路幅の狭い袋小路(ふくろこうじ)になっている場合や、住宅密集地で業者が路上駐車せざるを得ない場合は、そのほかのお宅にも迷惑をかけてしまうことが考えられます。

 

仮に迷惑がかからなかったとしても、ご自身で挨拶しておくべきと判断したお宅へは一声かけておくことをおすすめします。

 

また、挨拶が必要か否かをご自身で判断できない場合は、工事を依頼する業者へ相談して決めるのも選択肢のひとつです。

 

ご自宅周辺の環境や状況に応じて、臨機応変に対応しましょう。



 

近隣挨拶に持っていくべき手土産

近隣挨拶時には粗品をお渡しすることもありますが、必ずしも渡さなければならないものではありません。

 

ただし、想定外の工期延長や多少のトラブルに対しても寛容になってもらえることがあるので、渡しておくことによるメリットもあります。

 

お渡しする際は、先方に気を遣わせるような高価すぎるものは避け、500〜1000円程度の日用品やお菓子などが最適です。また、業者によっては粗品を用意してくれることもあるので契約時に確認しておきましょう。

 

喜ばれる粗品の例は下記の通りです。

 

  • お菓子
  • コーヒー、お茶
  • タオル、キッチンペーパー
  • 石鹸、洗剤

 

なお、形式にこだわりすぎると気を遣わせることになるので、「のし紙」はとくに必要ありませんが、ご自身の判断で「外のし」を付ける場合は、「ご挨拶」と書くと良いでしょう。

 

業者を使わず外壁塗装するときも近隣挨拶はする

DIYで外壁塗装をする際も例外なく近隣挨拶は必要です。

 

外壁塗装は、業者が近隣住民の方へ迷惑をかけないように対策をしながら作業をしていても、トラブルに発展することがあります。

 

しかしながらDIYの作業では、飛散防止のメッシュシートやカーシートによる車の保護など、近隣の方への配慮が疎かになりがちです。

 

なかには、トラブルを避けるために指摘をしたくてもできず、我慢してしまう方もいます。

今後も住み続けていく地域でトラブルを起こさないためにも、ご近所の方々の気持ちを考えて工事挨拶や対策をしっかりと行いましょう。

 

トラブルを避けるために近隣挨拶は必ず行おう

工事前の近隣挨拶は、工事が終わってからもお互いに気持ちよく生活を送っていくために大切なコミュニケーションです。

 

室内リフォームとは異なり外壁の塗装工事は周囲に影響を与えやすく、近所の方々の協力が必須の工事です。必ず事前周知と挨拶を実施しましょう。

 

しかし、外壁塗装はどの住宅でもいずれは絶対に実施する工事であり、お互い様という側面もあります。神経質になりすぎることはありませんが、誠実で丁寧な対応を心がけましょう。

 
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