外壁塗装の営業がしつこい!撃退法や優良業者の選び方を紹介
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カテゴリー:外壁塗装の基礎知識
外壁塗装の営業マンがしつこくて困ることはありませんか?一度訪問されてから連絡が頻繁にきて契約を迫られると参ってしまうという人も多いでしょう。
そこで今回は、外壁塗装のしつこい営業への対処方法を詳しく解説します。塗装工事の営業担当とのやりとりでお困りの方は、ぜひご一読ください。
外壁塗装の営業がしつこい理由
そもそも外壁塗装の営業がしつこいのはなぜでしょうか。相手の状況を知ることで対策方法が見えてくるでしょう。ここでは、外壁塗装の営業がしつこい理由を詳しく解説します。
塗装やサービスの質が低く客が集まらないから
外壁塗装の営業がしつこい理由は、塗装工事やサービスの質に問題があり顧客を獲得できないからが理由の1つです。また、しつこく営業をかけてくる業者は施工数も少ないため口コミが集まりません。
往々にして工事の質の低が低く、適正価格ではお客さんが集まらないという事情があるのでしょう。
契約が取れず、営業担当はさらに必死になるという悪循環を起こすことも少なくありません。自宅の塗装工事を行うときには、このような業者を選ばないよう注意する必要があります。
営業マンは訪問販売から大きな利益を得ているから
外壁塗装の営業がしつこい理由には、訪問販売をして大幅な利益を獲得しようとしていることも考えられます。大抵は営業担当が所属する会社ではなく、実際の施工は下請け業者が行います。
ビジネスモデルの構造から、営業担当の給料を払うためにたくさんの工事を受注しなければなりません。それゆえに下請け業者は買い叩かれてしまい、結局は低品質で施工するという状況を招いてしまいます。
外壁塗装工事の契約料のうち、何割かが営業の利益であることは間違いありません。営業側は高額で契約したほうが儲かるため、結果的にはしつこく営業してしまいます。
また、保証期間が10年以上と長い場合は信頼できないと考えて問題ありません。短期間で稼いで会社を潰しているタチの悪い業者と間違えて契約してしまわないよう、注意が必要です。
外壁塗装のしつこい営業の手口とは?
契約してはいけない業者の営業担当は、一体どのような手口を使ってくるのでしょうか。誤って契約することのないよう営業担当を見極める必要があります。ここでは、外壁塗装のしつこい営業の手口を詳しく解説します。
建物の劣化を煽る営業トーク
外壁塗装で避けるべき営業担当は、建物の劣化に言及してこちらを焦らせるトークを多用してきます。実際には早急に工事が必要でなくても、不安感を煽って契約をこぎつけようとします。
怪しい業者を見分けるためには、以下のような発言がないかチェックしましょう。
「チョーキング現象が発生しているから、すぐに補修しないと大変なことになりますよ」
「外壁にひび割れが起きていて、このままだと雨漏り被害が起こります」
「屋根が浮いていて、大変危険な状態です」
急がせてくる
契約を急かしてくる外壁塗装の営業担当にも、注意が必要です。60万や80万円など大幅な値段交渉をしてくるときは、怪しいと思ったほうがよいでしょう。
本当に自分たちの施工やサービスに自信があるなら、大幅な値引きはできないはずです。またしっかりとした施工にはそれなりの経費がかかります。
例えば、やりとりする中で「キャンペーン」という言葉を多用してくるときなどは注意が必要です。以下に、気をつけたほうがよいトーク例を紹介します。
「本日、決めてくれるなら半額にします」
「今だけがお得な期間ですから、契約しないと損します」
外壁塗装のしつこい営業を撃退する方法
しつこい外壁業者にはどのように対応したらよいか迷う人もいるでしょう。怪しい業者との契約を避けるために、断り方を知っておくと役に立ちます。ここでは、外壁塗装のしつこい営業担当を撃退する方法を解説します。
はっきりと「NO!」を伝える
しつこい営業担当は、はっきりと断りましょう。その業者と契約する気はなく他の業者に依頼することを決めたなら、きっぱりとNOを伝えることが重要です。
曖昧な態度を見せると、相手につけこまれてしまいます。よくあるのは「今は外壁塗装をするつもりはないためお断りします」と言ってしまうことです。
一見きちんと断っているように聞こえますが「何年か後には工事する予定なら、しつこく営業すれば折れるかもしれない」と思われかねません。別の営業の手口を与えているのと同義です。
返事をする際には、「契約する気はない」「他で契約した」などとはっきりと断りましょう。それでもしつこい場合は、「消費者センターに連絡する」と伝えるのが最終手段です。
インターフォン越しに対応する
外壁塗装の営業担当がやってきたら、まず玄関を開けてはいけません。一度家の中に入れてしまうと、何時間も話を聞かされてこちらの集中力がなくなってきた頃に契約を迫られる恐れがあります。
長々と話し続ける営業担当への対応策としては、事前に制限時間を決めてしまうことです。「10分しか時間がないので手短にお願いします」などと伝えましょう。さらに、スマホや時計などでアラームをかけておくと効果的です。
お金を持っていると思わせない
怪しい業者と契約しないためには、資金に余裕があると思わせないことも大切です。訪問販売業者に「建て替える金銭的な余裕がある」と思われると、別の方法で付け入る隙を与えてしまいかねません。
恐ろしいことに訪問会社には横のつながりがあるのか、外壁塗装を断ったとしてもその次にはリフォームの営業がやってくる可能性があります。強気の姿勢を崩さず、弱みをみせないことが大切です。
こちらから質問攻めにする
怪しい業者だと思ったら、こちらから外壁塗装に関する細かい質問を立て続けにするのも方法の一つです。塗装業者の知識や経験を推し量るように、外壁塗装に関して事細かに詳しく聞いてみましょう。
「遮熱塗料が気になるけど、耐用年数や価格を詳しく教えてほしい」
「断熱塗料と光触媒塗料の比較がしたいから、特徴を教えてほしい」
「この塗料のVOC成分の含有量は何パーセント?健康被害への安全性を証明できる書類を提出してほしい」
などといった具体的な質問をしてみましょう。塗料の性能を質問されたときに答えに詰まるようであれば、まともな営業担当ではありません。見積もりを提出されるほど話が進んでいる場合は、工事工程や工事中のリスクなどを聞くのもよいでしょう。
居留守を使う
しつこい業者には、居留守を使うのもよい方法です。何度、インターフォンが鳴っても応じないようにしましょう。このとき、家にいるけど出ないことをアピールするのも効果的です。
玄関やポスト、インターフォンのすぐ横などに「訪問販売お断り」のステッカーを貼っておくのもよいでしょう。
違法行為だと伝える
一度断っただけでは引き下がらず「契約するまで帰らない」と言い出す、悪徳な外壁塗装業者もいます。
しかし訪問販売は、一度相手から断られた場合再勧誘してはならないと特定商取引法で規制されています。断ってもしつこく勧誘を続けてくる業者に対しては、違法行為だと伝えて帰るように仕向けましょう。
参考:特定商取引ガイド|消費者庁
URL:https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/doortodoorsales/
外壁塗装のしつこい営業に関するよくある質問
いくら注意していても、悪徳業者に捕まってしまうことがあります。なかなか引き下がらない相手に対して、どうしたらよいのかとさまざまな疑問が湧いてくることもあるでしょう。
ここでは外壁塗装のしつこい営業との間で抱きがちな、よくある質問に回答していきます。
間違えてしつこい業者と契約してしまったら?
非常に手ごわい訪問販売業者などに押し切られて、結果的に契約してしまうことも少なくありません。もし契約してしまったら、クーリングオフ制度を利用するか、第三者機関に相談しましょう。
クーリングオフ制度の利用
悪質な業者と契約してしまった場合には、消費者センターに相談しましょう。工事契約を交わしてから8日間はクーリングオフの期間が定められているため、無条件で解約できます。
もし業者にクーリングオフをしぶられたとしても、クーリングオフ制度は特定商取引法という法律で守られている制度のため応じる必要はありません。しっかりと契約解除の意思を伝えましょう。
第三者機関に相談してみる
万が一悪徳業者と契約してしまった場合には、第三者機関に相談するのもよい方法です。外壁塗装工事のトラブルで相談できる窓口には、以下の3つがあります。
- 独立行政法人 国民生活センター
- 公営社団法人 住宅リフォーム紛争処理支援センター
- 弁護士
まずは、国民生活センターに連絡しましょう。リフォームに関する紛争や外壁塗装トラブルなどに無料で対応してくれる機関です。住宅リフォーム紛争処理支援センターも、電話で相談できる機関で雨漏りなどリフォーム関連の相談ができます。
それでもどうにも解決できなかった場合は、最終手段として弁護士に相談するのもよいでしょう。費用はかかりますが、法律の観点からトラブル解決の手助けをしてくれます。
優良業者を見つけるには?
外壁塗装にかかる費用は100万円を超えることもあり、決して安くありません。また依頼する業者とは施工前だけでなく工事中、工事後までやりとりを続けていくものです。
そのため、信頼できる業者と契約することが大切です。ここでは、外壁塗装の優良業者を見つける方法を解説します。
施工実績が豊富な業者
施工実績や件数が多い業者は、さまざまなケースやトラブルへの対応力を持っている可能性が高まります。
ネットなどで検索しても会社の情報が出てこない場合は、架空の業者である可能性も捨てきれません。会社のホームページをチェックするときは、施工事例や利用者の声などの情報が充実しているかを確認しましょう。
基本的には、施工実績を豊富に持つ業者を選ぶことをおすすめします。
許可や資格を保有している業者
外壁塗装の業者は、塗装技能士の資格を持っているか、また建設業許可を得ている業者かを確認しましょう。
外壁塗装は、資格や国の許可がなくてもできる業種です。しかし、塗装技能士という国家資格があります。また、一定の額以上の建設業を請け負うために建設業許可を得ている業者もいます。建設業許可は、知事や大臣の許可を得なければ下りません。
免許や資格を持っている業者は、少なくとも架空の塗装業者を謳う詐欺団体ではないと考えてよいでしょう。
保険や保証が整っている業者
悪質な業者は手抜き工事をしたあと連絡が全くつかないなど、逃げてしまうことも少なくありません。保険や保証が整っているかどうかを契約前に確認しましょう。
アフターフォロー体制が整っている会社は、自分たちの技術やサービスに自信があると考えられます。手抜き工事をする可能性は低いでしょう。
できれば工事後に不具合が見つかったときにも、かけつけてくれる業者が望ましいです。そのため地元に根付いて事業を行う施工業者を選ぶのもおすすめです。
しつこい外壁塗装の営業にはNOを突きつけよう
外壁塗装は工期もかかり足場設置など大がかりな工事も含まれるため、決して簡単な工事ではありません。もし訪問販売などでしつこい外壁塗装業者にあたった場合は、はっきりと断りましょう。
悪徳業者と間違って契約しないためにも、優良業者を見極めることが大切です。本記事で紹介したポイントを参考に優良業者を選び、納得のいく外壁塗装工事を行いましょう。
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