外壁・屋根塗装の事前調査・現地調査はどのようなことをするか?

 

■事前調査・現地調査とは

事前調査・現地調査は、見積書や診断書を作成するために建物を調査する作業で、料金がかかることはありません。


■事前調査・現地調査はどのようなことをするのか

●外壁の劣化状況を確認

外壁の調査は、チョーキング現象やヒビ割れなどの劣化症状を確認します。

・チョーキング現象
チョーキング現象は、塗膜が紫外線によって粉状になる現象で、指で触る、もしくは透明なテープを付着させて確認します。

・カビやコケ
カビやコケは、塗膜が劣化する原因や、塗装する際に除去されていないと剥がれの原因になります。目視で点検を行い、特に北面などの日が当たらない面は、繁殖しやすいので重点的に行います。

・ヒビ割れ
外壁の割れは、雨漏りの原因になるので目視で点検を行います。サイディングの場合は、反りやゆがみ、目地の割れも同時に点検を行います。

●屋根の劣化状況を確認

屋根の調査は、塗膜の劣化状況や屋根材の破損や割れなどを確認します。

確認方法は、屋根に登る場合と登らない場合がありますが、どちらにもメリットとデメリットがあります。

屋根に登る場合は、至近距離で状態を確認できるため、より詳細な調査が可能ですが、屋根材に負荷がかかり、割れや破損が起こる可能性があります。屋根に登らない場合は、割れや破損の可能性はありませんが、劣化症状などを見逃す可能性があります。

最近は、ドローンを使って屋根を現地調査を行う場合があり、屋根に登らなくても劣化状況を至近距離で確認することが出来るメリットがあります。

・塗膜の劣化
屋根は外壁よりも紫外線の影響を受けて劣化するので、塗膜の劣化をよく確認する必要があります。

・破損や割れ
屋根材の破損や割れは、雨漏りに繋がるため、早急な補修が必要です。

●面積の算出

図面で面積が算出できない場合は、メジャーなどを使って塗装面積を計測します。

●立地の確認

建物周辺の駐車スペースや道路の幅、隣家との距離や車の有無などを確認します。

■事前調査・現地調査の重要性

事前調査・現地調査は、適切な施工内容や見積もりを提案するのに欠かせない作業です。

作業が不十分な場合は、必要な補修作業がされなかったり、追加工事が発生するなどの弊害が発生します。また、施工不良が発生する要因になるので、注意が必要です。

■事前調査・現地調査の重要性

事前調査・現地調査は、劣化状況や塗装面積を確認する重要な作業で、適正な金額で良質な施工を行う上で欠かせません。

私たち人間が病気になった場合、お医者さんに診断をしてもらってから薬を出してもらいます。住宅も同じで、まずはプロのしっかりとした診断が必要で、そのあとに状況に適した補修を行います。

事前調査・現地調査がずさんで、しっかりとした提案が出来ない業者は、施工もずさんに行う可能性が高いので注意が必要です。

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