外壁塗装の職人さんに差し入れは必要?タイミングは?おすすめ商品も紹介!

真夏や真冬の作業に精を出す職人さんを見ると、何か差し入れをしたくなるという人は多くいます。

 

お茶などペットボトル入りの飲み物や小分けになったお菓子など、塗装工事の合間や休憩時間に口にできるものが好ましいのですが「もし好ましくないものを出してしまったら?」と心配になることもあるでしょう。

 

ここでは外壁塗装業者に差し入れをするメリットや好ましい物、タイミングについて解説しています。あわせて避けるべきものや、置き場所を作るなどコロナ禍ならではの心づかいについてもあつかっています。

外壁塗装の職人さんへの差し入れは必要?

差し入れの大原則は「しなくてもよい」ということです。絶対にしなくてはならないものではないので、した方が良いのか迷っているのであれば特になにもしなくとも問題はありません。まずはこの点に関して軽く解説します。

差し入れは必要ではない

結論からいうと、外壁塗装の職人さんへの差し入れは不要です。差し入れのあるなしで仕上がりが変わったりはしないからです。


とはいえ差し入れをしている施主さんが多いのも事実で、職人さんたちも有難く受け取っています。たとえば暑さの厳しい中での作業中に、冷たい飲み物などをもらって気を悪くする人はいないでしょう。

 

職人側としてはもちろんもらって悪い気になることはありませんが、ないからといって仕事に差が出ることはありません。

差し入れをするメリット

職人さんとの関係が良くなることと職人さんのモチベーションに好影響となることが、差し入れをするメリットです。

 

関係が良くなると定期点検や次回の工事も頼みやすくなるでしょう。また作業中に声をかけやすくなり、進捗も確認しやすくなります。

 

仕事ぶりに影響はないとはいえ、差し入れによって得られるメリットはあります。

外壁塗装の職人さんへの差し入れのタイミングは?

差し入れは嬉しいものとはいえ、タイミングによっては迷惑なものにもなりがちです。以下の例を参考に、絶妙なタイミングで差し入れを行いましょう。

 

  • ・作業初日に一気に渡す
  • ・毎日休憩時間に出す
  • ・職人さんの作業のタイミングに合わせる

 

初日の挨拶の時にケースで購入した飲み物などを渡すのもよいでしょうし、休憩にあわせて差し入れるのもよいでしょう。多くの外壁塗装業者は昼食以外にも休憩時間を取っています。

 

職人さんが忙しいときに差し入れるのは避けて、手をわずらわせないタイミングを見計らいましょう。

外壁塗装の職人さんへの差し入れの渡し方

職人さんに声をかけ手渡しするのが、一般的な差し入れの渡し方です。感謝の気持ちを伝えられることで、おたがいに気持ちの良いものとなります。

 

ただコロナ禍もあり、手渡しされることに抵抗がある人がいるかもしれません。そんな場合は差し入れを詰めた箱を設置し「差し入れコーナー」を作るとよいでしょう。

 

ポイントは「ご自由にどうぞ」などと書いて差し入れとわかるようにすることと、作業の邪魔にならない場所に差し入れコーナーを設置することです。

外壁塗装の職人さんへのおすすめの差し入れと避けた方がいい差し入れ

差し入れはもらって嬉しいものですが、何でもよいわけではありません。差し入れに向くものと、向かないものがあるのです。

 

ここではおすすめの差し入れと避けたい差し入れを見ていきましょう。ポイントは受け取る職人さんの気持ちになることです。

おすすめの差し入れ

おすすめの差し入れは季節によって変わりますが、共通するのは手間のかからないものです。取り分ける面倒がなく、その場で口にしなくても各人が持って帰れるものとなります。

 

具体的には小分けにされたお菓子や、500ml入りのペットボトルがおすすめです。有名なお店のものであっても、一本もののようかんやホールケーキは避けるべきですし、汗をたくさんかいているとしても、1.5l入りのペットボトルは好ましくありません。

夏におすすめの差し入れ

異常気象による暑さで、夏は外壁塗装業者にとって特に厳しい季節となりました。

 

ペットボトル入りの冷たい飲み物や、途中で食べるのをやめられるキャップ付きのアイスは特にうれしい差し入れといえます。

 

汗をかくことで失われたミネラル分の補給に、塩入りの飴やスポーツドリンクは気のきいた差し入れとなるでしょう。

 

注意したいのはペットボトル入りの飲み物の表面に、水滴が付いてしまうことです。作業の妨げにもなりかねないことから、クーラーボックスに入れて出すのがベストです。

冬におすすめの差し入れ

屋外での作業が続く外壁塗装の職人さんにとって、冬も厳しい季節です。体が温まる差し入れは、作業の効率にも好影響となるでしょう。

 

ポット入りのコーヒーも良いですし、お湯にスティックタイプのスープを添えておくのも喜んでもらえるでしょう。

 

飲み物以外で体が温まるといえば使い捨てカイロです。体に貼れるものはもちろん、ポケットに入れておけるタイプなら指先を温め、細かな作業の効率アップに役立つでしょう。

避けた方がいい差し入れ

避けるべき差し入れとは、作業の妨げになりそうなものです。

 

口にしにくい、口にするのをためらうようなものは、差し入れとしてふさわしくないと考えるべきです。以下に具体的な例を見ていきましょう。

生菓子

賞味期限が短いケーキなどの生菓子は、差し入れとして避けたほうが無難です。出されたらすぐに食べなければならず、作業の妨げになりかねません。

 

休憩時間に合わせて差し入れするのはさほど問題ありませんが、休憩時間を犠牲にしてでもキリのよいところまで作業を進めたい、職人さんの妨げになってしまうケースもあります。

 

傷みやすい生菓子は、食中毒を引き起こすリスクもあるため控えましょう。

 

手作りのもの

手作りの食事やお菓子が苦手という人は多いものです。いつもならさりげなく避けることもできるでしょうが、施主さんから出されてしまうと難しいものです。食べなくてはならないというプレッシャーに悩まされ作業に支障が出てしまうのは、施主さんも望んではいないでしょう。

 

また衛生面でも心配になるのが手作りのものです。心がこもっていて良いという考えはわかりますが、手作りのクッキーやおにぎりなどの差し入れは避けましょう。

お酒や食事

仕事を終えた後のお酒や食事を楽しみにする人は多くいますが、それはあくまでも帰宅後の話です。そのため仕事中にお酒や食事を差し入れとして提供することは避けましょう。

 

缶ビールなどの差し入れは、持ち帰ることもできますが、その場で食事をせざる得ない状況を作ってしまうと、作業そのものに影響を与える原因にもなりかねません。

外壁塗装の職人さんへ差し入れする時の注意点

ここからは上で見てきた以外の差し入れの注意点です。中には渡してしまうことで外壁塗装業者が施主さんと元請けの板挟みになりかねない、厄介なケースもあります。良かれと思って行った差し入れで、業者を悩ませるのは避けましょう。

 

差し入れ禁止の業者があることを知っておく

施主さんに気をつかわせることを嫌って、差し入れを禁止している外壁塗装業者はあるものです。

 

特に多いのが住宅メーカーなどの下請けとして外壁塗装を行っているケースです。知らずに差し入れてしまうと断り切れず、外壁塗装業者が施主さんと元請けの板挟みになってしまいます。

 

差し入れの大原則である「しなくてもよい」ということを思い出すか、事前の打ち合わせの時に、差し入れがNGかどうかは確かめておくのがよいでしょう。

長話をしない

外壁塗装業者にとって休憩時間は貴重です。差し入れのついでに話し込んでしまうと、一息つけるはずの休憩時間に気をつかわせてしまうことになってしまいますし、休憩後の作業の妨げにもなるでしょう。

 

休憩時間に差し入れをしながら、工事の進捗状況などを聞くのはタイミングとしてよいですが、必要以上に長話をして、職人さんの迷惑になるのは避けましょう。

 

気をつかわざるをえない施主さんとの会話に、苦痛を感じてしまう職人さんも多いのです。

現金は渡さない

基本的に現金を渡すのは控えましょう。領収書を発行しなくてはなりませんし、どのように分配するかという問題も起きてしまいます。

 

差し入れのつもりがかえって面倒な結果になるのは、施主さんも本意ではないはずです。

 

外壁塗装の差し入れはお互い無理のない程度で

差し入れの大原則は「しなくてもよい」ということです。差し入れのあるなしで、仕上がりに影響することはありません。

 

とはいえ外壁塗装業者への差し入れを考えているなら、職人さんの作業を妨げないことが条件です。出されてすぐに口にする必要のない、小分けにできるものが差し入れとしてふさわしいでしょう。

差し入れに限らず物のやり取りは、方法を間違えると作業そのものに影響を与えてしまいます。相手のことを思いやり、無理のない範囲で行ってください。

 
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