こんにちは、アップリメイクの齋藤直樹です。
屋根の塗装を考えるとき、「次は何年後に塗ればいいのか」がわかると、住まいにかかるお金の計画が立てやすくなります。
屋根はふだん見えない場所なので、いつまでもつのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
先に目安をお伝えすると、屋根の塗り替えは、一般に10年前後がひとつの区切りと言われています。
アップリメイクの屋根塗装プランでも、耐久年数の目安は遮熱シリコンで10〜13年、フッ素遮熱で15年、無機で20年程度とご案内しています。
ただ、10年、15年、20年といった数字だけで、ご自宅の工事の時期を決めることはできません。
屋根塗装の耐用年数は、使う塗料の目安に、屋根材の状態、日差しや水の影響、工事の中身を合わせて考えます。
耐用年数とは、塗料が性能を保てる年数の目安のことです。
メーカーが期待耐用年数を13〜16年と案内する屋根用の塗料もあれば、16〜20年とする製品もあります。
でも、どちらも「その間は補修がいりません」と約束する数字ではありません。
塗り替えの目的によっても、考えることは変わります。見た目をきれいに整えたいのか、傷んだ塗膜(とまく:塗料が乾いてできる薄い膜)を新しくして屋根材を守りたいのか、という違いです。
この記事では、年数の表示をどう読めばよいか、今の屋根で何を調べれば次の工事を決められるのかをお話しします。
記事のポイント
- 期待耐用年数と自宅の塗り替え時期の違い
- 色あせや錆などの症状から判断する方法
- 2回目以降の塗装と屋根改修を比べる条件
- 保証と点検を含めた次回工事の計画
耐用年数は塗り替え計画の目安
塗料のカタログに載っている期待耐用年数は、製品どうしを比べたり、次のお手入れを計画したりするための目安です。
ご自宅の屋根がその年数に届いた日に、一斉に傷むという意味ではありません。
期待耐用年数と実際の持ちは違う
期待耐用年数は、促進耐候性試験(そくしんたいこうせいしけん)などをもとに示される目安です。
この試験では、紫外線や熱、水などの負担を機械で人工的にかけ、塗膜がどう変わるかを調べます。
いわば、何年分もの日差しや雨を短い期間にぎゅっと詰め込んで当てる、体力測定のようなものです。
でも実際の屋根は、向き、まわりの建物、雨や汚れのたまり方が一軒一軒違います。ですから、試験の数字をそのまま「あと何年使えるか」に置き換えることはできません。
また、上に塗る塗料の性能がよくても、その下の古い塗膜がはがれれば、上に重ねた塗膜も一緒に取れてしまうことがあります。
数字の裏にある条件は、合った下地(したじ:塗料を塗る面)と、正しい施工です。
年数を比べるときは、どの屋根に、どの下塗りと上塗りを使う提案なのかまで見ておくと安心です。
メーカー公表の製品例を比べる
具体的な例として、アステックペイントのスーパーシャネツサーモシリーズでは、次のような期待耐用年数が案内されています。
これは各製品の公表している数字です。すべてのシリコン塗料やフッ素塗料に共通する年数ではありません。
| 屋根用塗料の製品例 | 系統 | 期待耐用年数 |
|---|---|---|
| スーパーシャネツサーモSi | シリコン系 | 13〜16年 |
| スーパーシャネツサーモF | フッ素系 | 16〜20年 |
同じ種類の中でも製品によって差があります。「シリコンだから何年」と名前だけで決めず、提案された製品の資料をもらっておきましょう。
長い年数の塗料を選ぶ場合も、屋根材がその先まで使える状態かどうかを、先に調べておくことが大切です。
10年・15年・20年をどう使うか
こうした年数は、その年に必ず工事しなければならない期限ではありません。
使った製品の説明と、点検の結果を見比べるための物差しです。
例えば、前回から10年たっていても、表面が元気で急いで塗る必要がなければ、次の点検の時期を相談することになります。
逆に、15年ほどを見込んだ塗料でも、早いうちにはがれや錆が出ていれば、予定の年数を待たずに原因を調べるべきです。
「まだ年数が残っているから大丈夫」と、目の前の症状を見過ごさないようにしてください。
30年という説明は対象を確かめる
「30年もちます」と言われたときは、何が30年なのかを聞いてみてください。
塗膜が日差しや雨に耐える力のことなのか、屋根材の製品保証なのか、屋根全体を使える期間なのか、ということです。
対象の違う数字を並べても、同じ条件で比べたことにはなりません。
新しい屋根材に工場で塗られた塗装の説明を、古い屋根に現場で塗り直す場合にそのまま当てはめるのも避けたいところです。
長くもつ製品でも、屋根材を留めている部分、棟(むね:屋根のいちばん高い所)、天窓のまわりなどの点検まで、いらなくなるわけではないからです。
耐用年数の説明では、「何の性能を」「どんな条件で」「何年を目安にしているか」を分けて聞いてください。
長い数字だけで選ぶより、ご自宅に必要な補修と塗装の組み合わせが見えてきます。
次の工事を考えるときは、前回使った塗料の名前と、工事をした年月がわかると役に立ちます。
資料が残っていなくてもご相談いただけますので、わかる範囲の工事の記録と、今の症状をあわせて教えてください。
塗膜と屋根そのものを分けて考える
塗装で新しくなるのは、主に屋根材の表面です。屋根をつくっているすべての部品が取り替わるわけではありません。
この違いを知っておくと、塗り替えが向いている場合と、別の工事が必要な場合の見分けがつきやすくなります。
表面を塗っても中の年数は戻らない
傾きのある一般的な屋根は、外から見える屋根材だけでできているわけではありません。
その下には、水の入り込みを防ぐ下葺材(したぶきざい:屋根材の下に敷く防水シート)や、屋根材を支える下地があります。
屋根を塗装しても、下葺材や木の部分が、新築のときの状態に戻るわけではありません。
洋服の表面をきれいにしても、裏地まで新品にはならないのと同じですね。
築25年で初めて塗装した家なら、塗膜は新しくなっても、屋根の中にはそれまで使い続けてきた部品が残っています。
これは「築25年なら必ず交換」という意味ではありません。塗装した年だけで、屋根全体の年齢を考えないための例です。
天窓があったり、屋根が壁とぶつかる部分があったりする屋根では、そのまわりの防水や部品の状態も、塗装とは別に調べてもらってください。

施工前の屋根全体と天窓
屋根材ごとに手入れの目的が違う
スレート(セメントを薄い板にした屋根材)、金属、粘土瓦などは、同じ年数で同じように塗り替える材料ではありません。
出発点は、製品名と傷み具合から、塗装できる屋根かどうかを見分けることです。
金属の屋根では、塗膜の状態に加えて、錆や腐食、つなぎ目や留めている部分の状態も調べます。
色がそろって見えても、遠くから撮った写真だけで、細かい所まで元気だとは言えません。
金属屋根ならではの錆の進み方とお手入れは、ガルバリウム屋根・トタン屋根の塗装と錆対策でくわしくお話ししています。
粘土瓦は一般に瓦そのものの塗り替えはいりません。ただ、ずれや割れ、ほかの部分とのつなぎ目のお手入れは別に必要です。
「屋根塗装は何年ごと?」と考える前に、ご自宅の屋根にどんなお手入れが必要かを知っておくと、遠回りせずに済みます。

棟を含む金属屋根の全体
色あせと屋根材の寿命は同じでない
表面の色が変わってきたことは、点検を考えるきっかけになります。
ただ、それだけで屋根材が使えなくなった、雨漏りが始まった、とは言えません。
ケイミューのグラッサシリーズのお手入れの資料でも、色が薄くなったり汚れが付いたりしても、屋根材の基本の性能には問題がないと説明しています。
ただし、この説明を、製品のわからない屋根や、割れ・はがれのある屋根にまで、そのまま広げないことが大切です。
同じ色あせに見えても、表面だけの変化なのか、屋根材そのものが傷んでいるのかで、選ぶ工事は変わります。
塗り替えを考える傷みのサイン
点検では、色だけでなく、塗膜が粉っぽくなっていないか、はがれ、苔や藻(も)、金属部分の錆、屋根材の割れなどを見ます。
ご自分で屋根に上がるのは危ないので、安全な場所から見てわかる変化を、施工会社に伝えてください。
色の変化は面ごとに見比べる
色あせや艶(つや)がなくなってきたことは、塗膜の変化を調べるきっかけです。
日当たりの違う面どうしを比べると、同じ時期に塗った屋根でも、見え方が違うことがあります。
汚れで色が違って見えることもあります。表面が白っぽいというだけで、塗料の寿命と決めつけることはできません。
点検では、色が変わっている範囲に、塗膜のはがれや素材がむき出しになった所が重なっていないかを見ます。
昔の写真があれば、どの面の変化が大きいかを相談するときの参考になります。

施工前のスレート屋根の表面
苔や藻はまわりの条件も調べる
苔や藻が目立つ屋根は、その場所の湿りやすさ、日当たり、汚れの付き方も一緒に調べます。
緑色や黄色のものが付いているだけで、屋根材の中まで腐っていると決めつけることはできません。
ただ、表面の状態が苔や藻に隠れてしまっています。塗装するときは、下地を傷めない方法で落としてから判断する部分もあります。
洗えば全部解決、というわけではありません。洗ったあとに残る割れやはがれ、素材の状態を見ることが必要です。
施主(せしゅ:工事を頼む方)の方が高圧洗浄機を持って屋根に上がるのは避けて、点検と工事は担当者に任せてください。

苔や汚れが見られる施工前の屋根
粉っぽさやはがれは下の状態まで見る
塗膜が粉のようになったり、端からめくれたりしているときは、傷んだ塗膜を残したまま塗れる状態かを調べます。
新しい塗料がくっつく面がぐらついたままでは、上から重ねても、下の層ごとはがれるおそれがあるからです。
屋根材そのものの表面が崩れている場合は、塗膜を直すだけの工事では対応できないことがあります。
前回の塗装から短い期間で症状が出たのなら、使った材料や下地の処理、工事のときの条件も調べる対象です。
年数だけで「もう寿命ですね」と片付けず、今回の工事で同じ症状をくり返さない方法を考えます。
錆や割れは補修が必要かを分ける
金属の部分に錆があれば、表面を整えて塗り直せば済むのか、腐食が進んで交換が必要なのかを見分けます。
穴の開いた金属や、広い範囲で傷んだ屋根材を、塗料だけで元に戻すことはできません。
スレートの割れにも、その部分だけ補修できるものと、屋根全体の直し方を考え直したほうがよいものがあります。
補修がいるかどうかを分けるのは、症状の種類と広がり具合。
「一枚割れたから全部交換」「塗ればどんな割れも直る」といった説明ではなく、実物に合わせた理由を聞いてみてください。
雨漏りや破片が落ちそうなときは早めに相談
部屋の中の雨じみや水滴、棟などの浮き、落ちてきた破片に気づいたら、予定の塗り替えの年まで待たないでください。
まず、雨漏りの入り口や、留めている部分の不具合を調べることが先です。
塗膜が新しく見えても、屋根のつなぎ目や下葺材などに不具合があれば、雨漏りすることがあります。塗り直しだけで解決すると考えないでください。
屋根の上で確かめたり、浮いた部品をご自分で押さえたりするのは避けてください。
気づいた場所と日時を伝えてください。人が通る場所に破片などが落ちるおそれがあるときは、そのまわりに近づかず、対応を頼みます。
写真を見ながら説明を受けるときは、塗膜の傷みと屋根材の傷みを、どこで見分けられるのかを聞いてみてください。
塗るだけで済む範囲と、先に補修が必要な範囲がわかると、見積もりの中身もすっと入ってきます。
塗料の性能を支える施工の条件
長い耐用年数を期待するなら、塗料選びと同じくらい、今の屋根にきちんと施工できることが大切です。
表面が新しく見えるだけでは、下地の処理や塗り重ねの条件まではわかりません。
古い塗膜と錆を落としてから塗る
汚れや浮いた塗膜、錆などは、上に塗る材料がしっかりくっつくよう、状態に合った方法で落とします。
金属の部分では錆を落としたうえで、素材や上塗りと相性のよい錆止めなどを使うことが必要です。
屋根の面と棟板金(むねばんきん:屋根のてっぺんを覆う金属の板)で素材が違う場合は、それぞれに合う材料を選びます。
「屋根一式」とだけ書かれた見積書では、金属の部分をどの作業で処理するのかがわかりにくいもの。範囲を説明してもらってください。
仕上げの塗料にお金をかけても、下の処理を省けば、その性能を活かす土台が整いません。

棟板金への錆止め塗装
材料と塗る量を決まりに合わせる
塗料は、下塗りから上塗りまで、屋根材と今ある塗膜に合う組み合わせを選びます。
上塗りの製品名だけでなく、下塗り材(屋根材と仕上げの塗料をくっつける最初の塗料)の名前も、見積書に書いてもらうことが大切です。
アップリメイクの屋根塗装は、下塗り2回・上塗り2回の4回塗りが標準です。
ただ、回数を重ねれば、そのまま耐用年数が延びるわけではありません。
製品ごとの塗付量(とふりょう:決められた面積に塗る塗料の量)や乾燥時間を守ってこそ、塗り重ねた膜の厚みが活きてきます。
同じ材料名でも、決まり以上に薄めたり、必要な量を塗らなかったりすれば、思っていた仕上がりにはなりません。
使った製品名や缶の表示を記録しておくと、次に塗り替えるとき、材料を選ぶのにも役立ちます。

屋根塗装に使用したガイナの容器
雨や結露と乾燥時間も考える
塗装は、雨が降っていないからといって、いつでも進められる工事ではありません。
下地の湿り、結露、気温などを見て、製品の施工の条件に合っているかを判断します。
屋根は朝のうちぬれていることもあるので、予定表の時間になったからといって、そのまま塗り始めることはしません。
一層塗ったあとも、次を重ねるのに必要な時間を待つことが条件です。
工事の予定が変わったときは、完成を急ぐより、どの面のどの作業が残っているかを共有してもらうと安心です。
水が抜けるすき間を保つ
化粧スレートでは、重なった部分のすき間を塗料でふさがず、水が外へ出ていける状態を保つことが必要です。
そのための方法が、縁切り(えんぎり:重なりのすき間を確保する作業)や、タスペーサー(すき間に差し込む小さな部品)です。
タスペーサーは使える屋根でだけ使い、どちらも屋根材の形と状態に合わせて考えます。
塗料がどれだけ長持ちしても、水の抜け道をふさいでしまえば、屋根のための正しいお手入れとは言えません。
タスペーサーを入れた写真があるというだけで安心せず、必要なすき間がとれているかまで、施工会社に説明してもらってください。
工事の流れや費用については、アップリメイクの屋根塗装のご案内でもお話ししています。

屋根材の重なり部分のタスペーサー
屋根の塗り替え時期、写真で確かめませんか
屋根に上らなくても、資格者が撮影した写真で傷み具合を一緒に確認できます。塗装でよいか、別の工法がよいかもご説明します。
ホームページからのお申し込みは、いつも以上にお値引きを頑張ります
2回目・3回目は屋根の状態で決める
屋根の塗装は、2回目だからできる、3回目だからできない、と回数だけで決めるものではありません。
そのときの屋根材と今ある塗膜が塗り直しに向いているか、この先も屋根を使えるかを調べます。
前回の塗膜も今回の下地になる
2回目からは、新築のときの塗膜に加えて、以前に塗った材料の状態や相性も考える必要があります。
前回の塗膜が浮いている所に、新しい塗料を重ねるだけでは対応できません。
補修した所や、前に雨漏りした所があるなら、その記録も施工会社に伝えてください。
部分的に違う材料を使った屋根では、見た目は同じ色でも、下地の条件が違うことがあります。
見積もりを比べるときは、上塗りの違いだけでなく、今ある塗膜をどう処理する計画なのかも大事な比べどころです。
表面が崩れる屋根は塗装を考え直す
屋根材が薄い層になってはがれたり、広い範囲でもろくなったりしていると、表面を塗っても、しっかりした下地をつくれないことがあります。
その場合は、塗装をくり返すより、屋根材の交換や別の工事を考えるほうが現実的です。
スレートには、初期のノンアスベスト製品(アスベスト=石綿を使わない作り方に切り替わったばかりの頃の製品)のように、塗装に向かないものもあります。新築の時期と製品名がわかる資料があると役立ちます。
塗れるスレートと塗れないスレートの見分け方は、スレート屋根の塗装の必要性と塗れない屋根の見分け方でご紹介しています。
ただし、屋根の材質や製品名を、色と形だけで決めつけることはしません。図面や仕様書、現地の状態をあわせて調べます。
長持ちする塗料でも、傷んだ屋根材そのものを新しい部品に変えることはできません。
カバー工法や葺き替えと比べる
塗装が向かない場合は、今の屋根を残して上に新しい屋根を重ねるカバー工法や、今の屋根材をはがして取り替える葺き替え(ふきかえ)が候補になります。
カバー工法ができるかどうかは、今の屋根の種類、下地の状態、端やつなぎ目の納め方などで決まります。
アップリメイクの屋根カバー工法は10年の工事保証付きで、工事の内容は静岡の屋根カバー工法のご案内にまとめています。
下地まで補修が必要な場合は、はがして状態を確かめる工事も含めて考えることになるでしょう。
塗装だけの値段と、新しい屋根材だけの値段を並べるのではなく、補修、下葺材、はがした材料の処分なども含めた工事の範囲で比べてください。
今回の費用と、次に必要になる工事の時期をあわせて考えると、長い目で見た負担を比べやすくなります。

屋根カバー工事での下葺材施工
何回目の塗装かよりも、今の屋根が次の工事まで使える状態かを調べることが先です。
塗り直しと別の工事の両方を提案されたら、それぞれで直せる部分と残る部分を説明してもらってください。
保証年数と耐用年数の違い
耐用年数は、塗膜がどれくらいもつかを考える目安です。保証年数は、決められた条件のもとで対応を受けられる期間です。
二つの長さが違っていても、すぐにどちらかの数字が間違っているとは言えません。
当社の工事保証の例
アップリメイクの屋根塗装では、シリコンは5年、フッ素は7年、無機は10年、遮熱断熱ガイナは5年の工事保証をご案内しています。
これは塗料の期待耐用年数そのものではなく、工事保証としての期間です。
例えば、当社の超高耐久フッ素遮熱プランは耐久15年が目安ですが、工事保証は7年です。
耐久の目安の年数を、そのまま保証期間と読み替えることはできません。
保証書では、期間に加えて、対象になる部分、対象になる不具合、使える条件を見ておきましょう。
当社では工事保証書を書面でお出ししています。どの会社に頼む場合も、契約するプランに合った保証の内容を、着工(工事を始めること)の前に説明してもらうと安心です。
保証の対象と範囲を聞く
保証があると聞いても、はがれ、変色、雨漏りなどが、すべて同じ条件で対象になるとは限りません。
屋根塗装の保証と、屋根材メーカーの保証、別に行う防水や補修の保証は分けて考えます。
屋根全体の雨漏りまで保証する契約なのか、塗装した部分の工事についての保証なのかで、見るべき書類が変わるためです。
保証の話で確かめたいのは、期間と対象の両方。
不具合に気づいたときの連絡方法や、点検を受ける条件があるかも聞いておくと、あとの対応がスムーズになります。
保証が切れてもすぐ塗り替えではない
保証期間が終わることと、塗膜が使えなくなることは別の話です。
保証が終わるのをきっかけに点検するのはよいことですが、その日から必ず全体の塗装が必要になるわけではありません。
逆に、保証期間中でも、破損や水じみがあれば、次の点検を待たずに連絡してください。
点検でわかったことを記録に残し、今直す部分と、様子を見る部分を分けて説明を受けます。
塗料の資料、見積書、保証書、工事写真を一緒にしまっておくと、年数の目安と、契約した対応の範囲をあとから確かめられます。
次の塗り替えまでの計画を立てる
工事が終わったら、その日から何年後かの塗装だけを予定するのではなく、途中の点検も含めて計画することが大切です。
塗った直後の写真があれば、そのあとの色や表面の変化を比べる基準にもなります。
点検の時期は製品と状態に合わせる
まずは、屋根材のメーカーが案内しているお手入れの予定と、今回の施工会社からの点検の案内を確かめておきましょう。
ケイミューのグラッサシリーズの資料は、モデルケースとして10年ごとの定期的なお手入れを基本に示しています。そのうえで、地域や環境によって状態が違うとしています。
この10年は、すべての屋根を必ず塗り直す周期ではありません。異常があっても待ってよい期間、というわけでもありません。
ご自宅の製品の条件と点検の結果に合わせて、次に見てもらう日を相談してください。
完成したときの記録を次に活かす
完成した屋根全体と、補修した所、棟やつなぎ目の写真を、どこの写真かわかる形で受け取ります。
使った塗料の製品名、色、下塗り材、工事の年月も、写真と一緒にまとめておくと便利です。
そのあとの点検で、どこが前から変わったのかを追いやすくなります。
塗った年だけでなく、何を補修し、何を交換せずに残したかがわかる記録は、2回目からの工事を考えるときの大切な資料です。
あとで小さな補修をしたときも、その日付と内容を書き足しておいてください。家の健康手帳のようなものです。

塗装を終えた屋根全体と棟部分
外壁と同時に行うかも状態で決める
屋根と外壁の工事をまとめると、足場を一緒に使えることがあります。
ただし、「外壁の色がまだきれいだから屋根も待てる」「屋根を塗るから外壁も必ず塗る」という決め方にはなりません。
それぞれに必要な補修の時期を調べ、近い時期に両方の工事が必要なら、同時に工事する見積もりを比べる方法があります。
屋根だけに急ぐ症状があるのに、足場代を節約するために対応を先のばしにするのは、避けたいところです。
別々に工事する案と、同時に行う案について、工事の範囲と付帯費用(本体の工事以外にかかる費用)をそろえて説明してもらってください。

外装改修後の建物外観
住み続ける予定と費用を合わせる
長く住み続ける予定なら、塗装だけでなく、その次に屋根の大きな工事が必要になりそうかまで相談しておきます。
今の屋根の状態から計画を立てておけば、短い間隔で工事をくり返すことも避けやすくなります。
一方、この先の住み方が決まっていない場合もあるでしょう。それでも、雨漏りや部品の落下につながる補修は、売却や建て替えの予定とは分けて考えます。
塗料の上のプランを選ぶことだけが、むだのないお手入れではありません。
予算に合わせて選ぶときの基準は、必要な補修を含めた工事の中身と、次にお手入れするまでの見通しです。
診断のときには、これからどれくらい住み続けたいか、外壁などほかの工事も予定しているかを教えてください。
屋根の状態と暮らしの予定を合わせることで、今回の工事の範囲を具体的に相談できます。
屋根塗装の年数のよくある質問
塗り替えの時期や回数を考えるときに、迷いやすい点にお答えします。
Q1. 屋根塗装は10年ごとに必要ですか?
A. すべての屋根を10年ごとに塗る必要があるわけではありません。
屋根材と使った塗料、今の傷み具合を調べて、塗装・部分的な補修・次の点検のどれが必要かを決めます。
Q2. 色あせたらすぐに塗るべきですか?
A. 色あせだけで、すぐに全体を塗ると決まるわけではありません。
汚れと塗膜の変化を見分け、はがれや錆、屋根材の傷みがないかも調べます。
Q3. 3回目の塗装もできますか?
A. 回数だけでは決められません。屋根材と今ある塗膜が、塗り直しに向いた状態かを調べる必要があります。
広い範囲で屋根材が傷んでいる場合は、カバー工法や葺き替えとも比べてみてください。
Q4. 20年の塗料なら点検不要ですか?
A. 期待耐用年数が20年とされる塗料でも、屋根全体の点検がいらなくなるわけではありません。
留めている部分やつなぎ目、屋根材の変化を見ながら、必要な補修をしていくことが大切です。
Q5. 保証が切れたら塗り替えますか?
A. 保証が終わる日と、塗膜の寿命は同じではありません。
今の状態を点検して、急ぐ補修があるか、次の塗装をいつ考えるかを施工会社と相談してください。
年数と傷み具合を合わせて塗装時期を決める
屋根塗装の耐用年数は、塗料の製品ごとの目安を参考にしつつ、現地の状態と工事の条件を合わせて考えます。
塗膜、屋根材、下葺材、保証期間を分けて考えれば、長い年数の表示だけで工事を選んでしまうことを避けられます。
2回目からも、回数ではなく、今の屋根に塗装が向いているかどうかが決め手になります。
アップリメイクの無料診断では、30倍の専用スコープなどで屋根材と塗膜の状態を調べます。
そのうえで写真付きの診断書でご報告し、補修と塗装、必要に応じてほかの工事の方法をご提案しています。
静岡で次の塗り替えの時期に迷っている方は、前回の工事の資料と一緒に、アップリメイクの外壁・屋根無料診断へご相談ください。
見えない屋根だからこそ、心配なままにしておくのはもったいないことです。屋根の今の様子をふまえて、今回必要な工事と、これからのお手入れについてご説明します。
外壁・屋根の無料診断
屋根は、ご自身では見えない場所です。築年数だけで決めず、無料診断で今の状態を確かめてください。
- Google口コミ ★4.5(140件)
- 資格者が現地を確認し、写真付きの診断書でご報告
- 内訳の分かるお見積書をお出しします
- しつこい営業はいたしません
- 静岡県全域に対応しています
ホームページからお申し込みの方へいつも以上にお値引きを頑張ります
相見積もりも歓迎です。お値段は柔軟にご相談に応じますが、値段を下げても工事の品質は下げません。
1フォームで申し込む
SIMPLE CONTACT
簡単10秒お問い合わせ
お名前とお電話番号だけで送れます。ご相談の内容は書かなくても大丈夫です。担当者から折り返しお電話して、ご希望をうかがいます。
ホームページからのお申し込みは、いつも以上にお値引きを頑張ります。
しつこい営業はいたしません。詳しく書きたい方は無料診断フォームからどうぞ。