こんにちは、アップリメイク代表の齋藤直樹です。
雨漏りに気づいて修理先を探すと、いろいろな名前が出てきますよね。屋根屋、板金屋(ばんきんや:金属の板の加工・取り付けをする業者)、防水業者、工務店などです。
「結局、どこに頼めばいいの」と迷ってしまうのは、ごく自然なことです。急いでいるときほど、なおさらだと思います。
結論から言うと、雨漏り修理は、濡れている場所にかかわる部分(屋根・防水・外壁など)の工事を扱っている業者に頼むのが基本です。
体の不調で病院を選ぶとき、まず症状に合う診療科を探すのと似ていますね。
そのうえで大事なのが、原因の調査から補修までをきちんと説明できるかどうかです。
私がいちばんお伝えしたいのは、看板の名称だけで依頼先を決めないでほしいということです。あなたの家で起きていることを調べ、必要な工事につなげられる会社かどうか。そこを見てほしいのです。
たとえば屋根の不具合なら、屋根工事の知識が必要です。
外壁と窓の境目から水が回っているなら、その取り合い(部材と部材がぶつかるつなぎ目)を扱える人の見立てが欠かせません。
この記事では、雨漏り修理業者の得意分野、現地調査での説明、工事を進める体制、契約後の対応について、比べ方を順にお話しします。
記事のポイント
- 症状に合わせた依頼先と、業種ごとの得意分野
- 現地調査で聞いておきたい原因の説明と報告の中身
- 口コミや資格、見積もりを比べるときの注意点
- 工事中から修理のあとまで相談できる会社の見分け方
雨漏り修理の依頼先を探す前に確かめたいこと
雨漏り修理の相談先は、建物の持ち主、これまでの工事、今の症状によって変わります。
誰が何を決める立場なのかが分かっていると、むだなやり直しや行き違いを減らせます。
以前の施工会社にも状況を伝える
新築のときや、最近の屋根・外壁工事の書類が手元にあれば、まず施工会社と保証の連絡先を見ておいてください。
工事した場所と今の症状に関係がありそうなら、別の補修をする前に、これまでの流れを伝えておくことが大切です。
といっても、ほかの会社に頼めない、という意味ではありません。
前回の工事の内容や点検の結果が、原因を考える手がかりになるからです。
契約書、工事写真、使った材料、保証書が残っていれば、今回相談する会社にも見せやすくなります。
連絡がつかないときは、その事情と、試した連絡方法を新しい相談先へ伝えておくと、話が早く進みます。
ハウスメーカーの保証期間中かどうかで相談の順番が変わる点は、ハウスメーカーの雨漏り保証と他社へ相談する注意点でくわしく触れています。
賃貸や集合住宅は窓口を確認
賃貸住宅なら、まず貸主(かしぬし:大家さん)や管理会社に、漏れている場所と様子を知らせるのが先です。
自分の判断で外壁を補修してしまうと、工事の承諾や費用の負担について、後から話し合いが必要になることがあるからです。
分譲マンションでも、室内の濡れと屋上・外壁の工事が、同じ窓口で進むとは限りません。
管理規約や管理会社の案内に沿って、調査の申し込み、部屋への立ち入り、補修の承認を誰が受け持つのかを確かめておいてください。
あなたが見つけた症状を、正しい窓口へ届けること。それが、対応を前に進める出発点になります。
相談時に伝える情報をそろえる
電話では、住所と建物の種類に加えて、「どの部屋のどこが、どんな雨のときに濡れるのか」を伝えると、話が進みやすくなります。
「天井から漏れる」だけでなく、「窓に近い角から」「降り始めてしばらくしてから」のように、分かる範囲で具体的に伝えるのがこつです。
写真は、濡れた部分のアップと、部屋全体のどこなのかが分かるものの両方があると役立ちます。
床から安全に撮れる範囲で十分です。屋根や脚立の上は落ちる危険があるため、ご自分で上がらないでください。
水が照明器具の近くへ回っている、天井がふくらんでいる、といった状態も先に知らせてください。さわったり近づいたりはせず、どうするかをまず相談してください。

室内の雨染み付近に調査内容を記した状態
雨漏り修理業者の得意分野を業種ごとに知る
会社の業種は、相談先をしぼる手がかりになります。
ただ、扱っている工事の範囲や協力している会社は、同じ業種でも会社ごとに違います。
名前だけで「ここなら対応できる」と決めてしまわないようにしましょう。
| 相談先の例 | 相談する内容の例 | 合わせて尋ねたいこと |
|---|---|---|
| 屋根工事・板金工事の会社 | 屋根材、棟や谷の板金、下葺き材 | 外壁との境目や下地まで確認できるか |
| 防水工事の会社 | 屋上、ベランダ、防水層、排水口 | 端部や笠木、排水管との接続も扱うか |
| 外壁・塗装リフォーム会社 | 外壁目地、ひび割れ、窓周辺 | 塗装以外の補修方法も検討できるか |
| 工務店・リフォーム会社 | 複数の部位、下地や内装を含む改修 | 調査と各工事の担当者は誰か |
| 建築した会社 | 建物仕様や過去の点検を踏まえた対応 | 保証の受付範囲と調査の進め方 |
屋根屋や板金屋へ相談する場合
屋根材のずれや破損が気になるときは、屋根の工事を扱う会社が候補です。
棟(むね:屋根のいちばん高い所)や谷(屋根の面と面がぶつかる部分)の板金、屋根と壁のつなぎ目があやしいときも同じです。
瓦、スレート、金属屋根では、つくりや納め方が違います。
ご自宅と同じ屋根材の工事を手がけているか、ひと言聞いておくと安心です。
あわせて見ておきたいのは、直す範囲です。屋根の表面だけを直す計画なのか、必要に応じて下地(したじ:屋根材の下の土台の部分)まで見る計画なのか。
ここでいう下地には、下葺き材(したぶきざい:屋根材の下に敷く防水シート)なども含まれます。
外から見える板金の傷みと室内の漏れがつながっているかどうかは、建物の状態を調べたうえで見きわめます。
下の写真は、瓦屋根の谷の部分にある板金です。こうしたつなぎ目は、屋根全体の形とあわせて見ていきます。

瓦屋根の谷部にある板金の状態
防水業者へ相談する場合
屋上やベランダの床から水が入っていそうなときは、防水工事を扱う会社に様子を伝えます。
見ておきたいのは、床の防水材だけでなく、壁ぎわの立ち上がりや排水口まで、ひと続きのものとして考えているかどうかです。
お風呂場の床だけ防水しても、壁との境目からしみてしまえば意味がない。それと同じことです。
床の仕上げを塗り直すだけで済む状態と、防水層そのものを直さなければならない状態は、同じではありません。
今の防水の工法や下地の状態をふまえて、なぜその工法を提案したのかを聞いておくと、納得して選べます。
下の写真は、ウレタン防水の施工の流れの一例です。こうした工程や塗る範囲を具体的に説明できるかが、決める手がかりになります。

ウレタン防水1層目の施工(静岡市葵区 Cビル)
工法の違いや、排水口を含めて考えるべき場所は、アップリメイクの屋上・ベランダの防水工事でも説明しています。
外壁や窓周辺を相談する場合
外壁の継ぎ目や窓のまわりが気になるなら、外壁補修やシーリング工事(すき間をゴムのような材料で埋める工事)を扱う会社も候補になります。
そこで見てほしいのは、塗料の種類を決める前に、雨水がどこから入っているのかを考えてくれるかどうかです。
目地(めじ:外壁の板と板のつなぎ目)に割れがあっても、それだけで室内の雨漏りの原因だとは決まりません。
窓の上、庇(ひさし)との境目、外壁の中へつながる部分など、症状にかかわる範囲を調べる必要があります。
「塗装すれば全部直る」といった説明だけで進めず、何を補修して雨水の入り込みを止めるのかを聞いておきましょう。

劣化して割れた既存シーリング(静岡市清水区上清水町 M様邸)
複数の工事が必要な場合
屋根と外壁の両方、さらに室内の下地まで傷んでいる場合は、いくつもの職種がかかわることがあります。
こうしたときは、自社ですべて施工するかどうかに加えて、調査の結果と施工の範囲を誰がまとめるのかが大事になります。
職人さんがそれぞれ自分の担当だけを見ていると、屋根と壁の境目などの受け渡しがあいまいになりかねません。
リレーでバトンを落としやすいのが受け渡しの瞬間なのと同じで、境目こそ注意が必要です。
窓口の担当者、現場の責任者、協力会社が、それぞれどこを受け持つのか。説明してもらいましょう。
目指したいのは、連絡の相手と責任の所在がはっきりしている体制です。
「何屋さんなら安心か」から一歩進めて、あなたの家の症状を、どの範囲まで調べられるかを聞いてみてください。
担当外の工事があるとき、誰につなぐのかまで答えてもらえると、ぐっと相談しやすくなりますよ。
調査の説明から判断する
業者選びで大事なのは、使っている機械の数よりも、何のために調べるのか、そしてその結果をどう説明してくれるかです。
現地調査の時点で分かったことと、まだ確かめる必要があることを、分けて話してもらいましょう。
室内と外部の関係を聞く
天井のしみは、水が出てきた場所です。その真上が水の入り口だとは限りません。
外壁や屋根のつなぎ目から入った水が、下地を伝って離れた所に出てくることも考えられます。
ですから、室内の写真と外の不具合の写真を別々に見せてもらうだけでは足りません。
二つをどう結びつけて考えているのか。そこを聞くのが効果的です。
「このすき間が原因です」と言われたら、漏れたときの雨の様子や室内の位置と合っているのか、説明をお願いしてみてください。
屋根以外にどんな入り口が考えられるかは、症状別に見た雨漏りの原因と調査の進め方でまとめています。
住宅リフォーム・紛争処理支援センターの資料でも、漏れたときの様子の聞き取りや建物の確認をふまえて調査を進める考え方が示されています。
出典:住宅リフォーム・紛争処理支援センター「雨漏り調査シート」
調査方法と費用を先に確認
目で見る調査、散水調査(水をかけて水の入り口を確かめる調査)、赤外線カメラなどは、それぞれ調べられることが違います。
散水は、雨水の入り込みを再現できるかを調べる方法の一つです。ただ、建物の状態や水をかける範囲をふまえた計画が必要になります。
赤外線カメラも温度の違いを手がかりにする道具なので、画像があるだけで原因が決まったとは言えません。
頼む前に、今回の症状でなぜその調査を使うのか、何が分かれば工事の内容を決められるのかを聞いておくと、話がかみ合いやすくなります。
相談や見積もりが無料でも、足場、一部の解体、くわしい試験まで同じ料金の条件とは限らない点には、気をつけておきたいところです。
原因が絞れない場合の扱い
調べても、原因が一つにしぼれないことはあります。そのとき追加の調査に進むのか、条件を変えてもう一度確かめるのかを、前もって聞いておきます。
追加の費用や訪問日が必要なら、作業を始める前に説明を受ける形を決めておくと、あとで戸惑いません。
分からない部分をあいまいにしたまま工事の契約を急ぐより、次に何を確かめるかを示してくれる会社を選びたいですね。
調査中の室内保護も確認する
散水などで室内の様子を見るときは、家具や床をどう守るかも相談しておきたいことです。
調査する場所への立ち入り、荷物の移動、写真を撮る場所も、あらかじめ説明があると心の準備ができます。
水が出たときに誰が室内で確かめ、どの段階で調査を止めるのか。これが決まっていると、作業中の連絡も取りやすくなります。
写真は、室内の養生(ようじょう:家具や床をシートなどで覆って守ること)の一例です。調査の内容に合わせて、建物や家財を守るために行います。

雨漏り調査中に室内をビニールで養生した状態
提案された工事の中身を比べる
見積もりが届いたら、金額を比べる前に、その工事で何を直す計画なのかを見てみましょう。
写真、図、工事の項目を見比べながら説明を受けると、専門用語だけでは分からない違いも見えてきます。
表面と下地を分けて考える
屋根の工事では、表側の屋根材と、その下で雨水の入り込みをおさえる下葺き材を、別々に考えます。
見える屋根材だけを取り替えるのか、下葺き材の施工も含むのかで、工事の範囲や費用が変わるからです。
下の写真の下葺き材(ルーフィング)は屋根材の下に敷くもので、仕上がったあとはほとんど見えなくなります。
こうした隠れる部分を、どの段階で見て、どう記録するのか。説明してもらえると安心です。

屋根カバー工事で下葺き材を施工(藤枝市 Y様邸)
屋根材を上から重ねる提案があったときも、ご自宅の状態にその工法が合う理由と、先に直すべき下地があるかを聞いておきましょう。
新しい屋根材の名前だけでなく、その下の状態をどう扱う計画なのかまで分かること。それが比べるときのポイントです。

ルーフィングの上にセネターを葺く途中(静岡市清水区上清水町 M様邸)
補修工程を省いていないか
シーリングの工事なら、古い材料をどこまで取り除くか、目地をどう掃除するか、どの材料を使うかを見ていきます。
下地に合ったプライマー(材料をしっかりくっつけるための下塗り剤)など、密着させるための工程が必要なこともあります。
その作業が、見積もりや説明にきちんと入っているかがポイントです。
下の写真は、縦の目地にプライマーを塗る工程と、シーリングを詰めた状態です。
仕上がった白い目地だけでなく、仕上げる前の工程を説明できるかにも注目してみてください。お化粧と同じで、下地づくりが仕上がりを左右します。

シーリング撤去後の縦目地に刷毛でプライマーを塗る様子(静岡市葵区 D様邸)
「今の材料の上から足す」「取り除いて打ち替える」という提案の違いにも、それぞれ理由の説明が必要です。
場所や材料の条件を見ずに、どちらか一方がいつも正しいと決めることはできません。
なぜその方法なのか、今ある部分との接着や、必要な厚み・幅をどう確保するのか。説明をお願いしてみてください。

外壁目地のシーリング打ち替え完了(清水区 S様邸)
境目や排水口も工事範囲に入るか
防水工事の提案が床の広さだけで作られていたら、ほかの場所の扱いも聞いてみます。
壁ぎわ、笠木(かさぎ:手すり壁のてっぺんにかぶせてある部材)、排水口などです。
広い平らな面がきれいになっても、部材どうしの境目に問題が残れば、目的の補修にならないおそれがあるからです。
排水口を直す場合は、防水層とどうつなぐのか、今の排水管をどう確かめるのかも聞いておきたいところです。
写真は改修用ドレン(排水口に差し込む新しい部品)を取り付けた例です。ただ、あなたの家にも同じ部材が必要と決まっているわけではありません。

改修用ドレン設置後の排水口(静岡市葵区 Kビル)
屋上のまわりに笠木があるなら、継ぎ目だけでなく、まわりとのつなぎ目まで調べる範囲に入っているかも見ておきたい点です。
こうした部位の名前を知っておくのは、ご自分で工法を決めるためではありません。提案の抜けや分からない点を、質問できるようにするためです。

シーリングを施工した屋上笠木の継ぎ目(静岡市葵区 Y様邸)
私なら、見積書の「補修一式」の横に、直す場所と作業の中身を書いてもらいます。
難しい用語を覚えるより、家のどこを、どこまで直すのかが分かる説明を求めてくださいね。遠慮はいりません。
雨漏りの依頼先に迷ったら、まず原因を一緒に確かめませんか
雨漏り診断士が在籍。目視と聞き取りを基本に、必要に応じて赤外線カメラや散水で調べ、写真と診断書でご報告します。
ホームページからのお申し込みは、いつも以上にお値引きを頑張ります
資格や口コミはどう役立てるか
資格、ランキング、口コミは、候補を探すときの参考になります。
ただ、「あなたの家の原因を調べられるか」という問いには、それだけでは答えが出ません。
資格名の先にある対応を聞く
雨漏り診断士などの資格を示している会社なら、誰がその知識を使って調べ、説明してくれるのかを聞いてみましょう。
資格の名前を掲げていることと、訪問する担当者・報告書を書く人・工事を管理する人が同じかどうかは、別の話です。
資格を持っているだけで、原因の特定や再発の防止が約束されるわけではありません。
診断士、鑑定士など似た名前が出てきても、名前の印象で決めず、その人に今回何をお願いできるのかを聞いてみてください。
調査だけなのか、工事の提案までか、修理後の確認までか。受け持つ範囲が分かれば、比べやすくなります。
口コミは内容と対応を見る
口コミは、星の数だけを並べて見るより、どんな工事についての感想なのかを読んでみてください。
外壁の色選びへの評価と、原因の調査や再発したときの説明への評価とでは、あなたにとって役立つ中身が違います。
相談のときの説明、追加費用の伝え方、工事中の連絡など、知りたい点に近い書き込みがあるかどうか。そこが見どころです。
一方で、一件ずつの投稿だけでは、事情の全体が分からないこともあります。
気になる内容をそのまま事実と決めつけず、会ったときに「うちの場合はどうしますか」と聞いてみるのがおすすめです。
ランキングの条件を確かめる
紹介サイトのランキングは、対象の地域、のせる条件、数え方によって並び方が変わります。
上位だからという理由だけで決めず、会社名、所在地、実際に工事を受ける窓口も見ておきたいところです。
紹介の受付と工事の契約相手が別の会社なら、現地調査や保証の連絡を誰が受けるのかも、知っておきたい情報です。
サイトの見やすさと、工事の説明のていねいさは、また別のものですよね。
候補が見つかったら、同じ症状の情報を各社に伝え、それぞれがどこを調べるのかを比べる段階へ進みます。
契約前に対応の違いを確かめる
雨漏りで焦っているときほど、急ぎの応急処置と、本格的な工事の契約は分けて考えることが大切です。
今日必要な作業と、調べたあとで決める作業。この線引きを、はっきりさせておきましょう。
その場の即決を求められたら
「今日中なら安い」「今すぐ全部取り替えないと危ない」と言われたら、その理由と、裏づけになる写真や調査結果を見せてもらってください。
もちろん、安全のために急ぎの対応が必要なことはあります。
ただ、それがそのまま全面改修の契約を決める理由になるとは限りません。
応急処置だけを頼めるか、その作業の範囲と料金はいくらか、本工事を決めるまでに何を確かめるか。これを聞いておくと役に立ちます。
国民生活センターも、災害のあとの住宅修理ではその場で契約せず、工事の内容や費用をよく考えるよう呼びかけています。
相見積もりでは前提を合わせる
相見積もり(あいみつもり:同じ条件で複数の会社から見積もりを取って比べること)では、条件をそろえるのが大切です。
各社に同じ写真、これまでの修理の内容、困っている症状を伝えましょう。
そのうえで、提案された原因と補修の範囲を比べます。アップリメイクも、相見積もりは歓迎しています。
部分補修と全面改修を同じ金額表に並べても、単純に高い・安いでは比べられません。
足場、取り外し、下地の補修、室内の復旧、修理後の確認まで含むかを見ていくと、金額に差が出た理由がつかみやすくなります。
工事ごとの費用の目安と、追加費用が出やすい項目は、雨漏り修理の費用相場と内訳を参考にしてください。
追加工事が必要になる条件と、そのときの説明や承認のしかたも、契約前に決めておきます。
分からない点に答えてくれるか、質問を急かさずに受け止めてくれるか。これも、工事を任せるうえでの大事な手がかりです。
現場を誰が管理するか
契約のときの説明が具体的でも、工事を担当する人に中身が伝わっていなければ、現場で食い違いが起きるおそれがあります。
工事を始める前の打ち合わせには誰が来て、補修する場所の写真や図をどう共有するのか。ここも聞いておきたい点です。
では、外壁を開けて初めて下地の傷みが分かった場合は、どうなるのでしょうか。
担当者が状態を説明し、変える工事と費用を確かめてから進める段取りが必要です。
その場にいないご家族が契約を決めるなら、電話だけでなく、写真や文章で連絡をもらえるかも相談しておきましょう。離れて暮らす親御さんの家を直す場合などですね。
工事中の問い合わせ先が日によって変わる場合は、最終的に決める責任者を知っておくと安心です。
工事後の確認では、直した範囲と残した部分を写真や図で見せてもらうと、その後の点検にも役立ちます。
担当者との相性だけでなく、説明した内容を工事へ引き継ぐ仕組みまで見ておくと、任せたあとも心強いですよ。
保証と再発時の窓口を確認する
保証は年数だけでなく、対象の工事と症状、対象外になる条件、点検や手入れの条件まで見ておきます。
塗膜(とまく:塗料が乾いてできる薄い膜)の保証、防水工事の保証、部分補修のあとの対応は、同じ内容とは限りません。
たとえばアップリメイクの場合、全面防水工事は防水メーカーとの連名で雨漏り保証10年(3〜5年ごとのトップコート塗装の実施が条件)です。
一方、部分的な防水補修は保証の対象外です。このように工事の種類で保証の有無が変わるため、契約前に書面で見ておくと安心です。
トップコートは、防水層の表面を日差しから守る仕上げの塗装のことです。
もう一度漏れたとき、どの連絡先に何を伝え、調査の費用をどう扱うのか。そこまで聞いておくと、いざというときに慌てません。
契約書と保証書の内容が違うように見えたら、口頭の説明だけで済ませず、書面で意味をはっきりさせておきましょう。
修理のあとも連絡できる相手と、確かめる手順が分かっていること。これが依頼先を選ぶ大切な条件です。
修理のあとでまた漏れたときの確かめ方の順番は、雨漏りが修理しても直らない原因と再発時の相談の進め方でまとめています。
保証の年数が長くても、どこを対象にした保証なのかが分からないままでは、決めようがありませんよね。
「同じ場所でまた漏れたら、どう連絡すればいいですか」と、実際の場面を思い浮かべて聞くと、具体的な答えが返ってきますよ。
静岡で相談先を決めるために
地元の会社を選ぶときも、距離だけで決めず、来てもらえる範囲と扱っている工事を知っておくことが欠かせません。
近ければ連絡はしやすくなりますが、調査や工事の中身は、それとは別に見る必要があります。
問い合わせへの返事では、来てもらえる日にまず目が行きますよね。あわせて、調査に必要な立ち会い、室内に入る範囲、当日用意する資料の案内があるかも見てみてください。
前もっての案内が具体的なら、仕事のお休みや家具の移動の準備もしやすくなります。
反対に、すぐ工事の話ばかりで調査の説明がないときは、いったん立ち止まって考えたほうがよいでしょう。
すべての質問に電話だけで答えられる必要はありません。ただ、現地で何を確かめてから答えるのかは、聞いておきたいところです。
アップリメイクへ伝えてほしいこと
アップリメイクでは、屋根・外壁塗装に加え、防水工事や屋根カバー工法などのご相談をお受けしています。
カバー工法は、今の屋根をはがさず、上に新しい屋根を重ねる工事です。
社内には、雨漏り診断士・外装劣化診断士の資格者が在籍しています。目視と聞き取りを基本に、必要に応じて赤外線カメラや散水による調査を行います。
雨漏りでは、起きた日時、濡れた場所、これまでの修理の内容が、現地で何を確かめるかを考える手がかりになります。ご連絡のときに教えていただけると助かります。
対応エリアは静岡県全域です。
無料診断の範囲を超える詳しい調査が必要な場合は、その内容と範囲、費用を事前にご説明し、納得していただいてから進めます。しつこい営業もしませんので、安心してご相談ください。
ご相談のときは、原因の見立て、提案する補修、まだ確かめる必要がある部分を聞いていただき、中身に納得してから工事を選んでください。
私は、説明を聞いたあなたが「どこを直すための工事か」を分かったうえで決められることを、何より大切にしています。
分からない言葉があれば、その場で遠慮なく聞いてください。
気軽に質問できる関係をつくることも、修理を進める準備の一つだと思っています。
雨漏り業者選びのよくある質問
依頼先を比べるときに迷いやすい点に、相談の場面に合わせてお答えします。
Q1. 大工さんにも頼める?
A. 雨漏りの調査や、かかわる工事を扱っている方なら、相談先になります。
木の部分の補修だけでなく、屋根・板金・防水の確認まで対応できるか、必要な職人さんと連携できるか。そこを聞いてみてください。
Q2. 診断だけを依頼できる?
A. 診断だけを受け付けるかどうかや、その費用は、会社と調査の内容によって違います。
工事の契約が条件なのか、調査結果を報告書でもらえるか、別の施工会社に見せてもよい内容か。頼む前に聞いておくと、あとで困りません。
Q3. 資格があれば安心できる?
A. 資格は決める手がかりの一つですが、それだけで修理の結果を保証するものではありません。
誰が調査を担当するか、確かめた事実をどう説明するか、工事のあとにどう確かめるか。あわせて見ておきたいポイントです。
Q4. 最安の会社を選んでもよい?
A. 必要な工事の範囲と条件が同じかどうかを見てから決めるのがおすすめです。
調査、下地の補修、足場、確認の作業などが別料金なら、見積書の合計だけでは最終的な負担を比べられません。
Q5. 会社ごとに原因説明が違う?
A. 違うことはあります。どの調査結果をもとにしているのかを、それぞれに聞いてみるのが近道です。
調べた範囲や、まだ確かめていない部分の違いが分かれば、追加の確認が必要かを考えやすくなります。
説明が食い違ったまま、都合のよい値段の提案だけで決めないことが大切です。
説明に納得できる修理先を選ぼう
雨漏り修理を任せる会社は、名前の知られ方や口コミの点数だけでなく、あなたの家に合う調査と工事を説明できるかで選んでください。
原因と補修の範囲、工事を担当する人、追加費用の条件、修理後の窓口。ここまで分かれば、契約前の不安はずいぶん軽くなるはずです。
静岡で相談先を探している方は、アップリメイクの外壁・屋根無料診断へ、雨漏りの症状とこれまでの修理の内容をお伝えください。
現地で見るべきことから一緒に話し合い、必要な工事を納得して選んでいきましょう。ひとりで悩まず、まずは気軽に声をかけてください。
雨漏り・外壁・屋根の無料診断
どこに頼むか迷っている方へ。症状と修理歴を伺い、原因と補修範囲を分かりやすくご説明します。
- Google口コミ ★4.5(147件)
- 雨漏り診断士などの資格者が現地を確認し、写真付きの診断書でご報告
- 必要に応じて赤外線カメラ・散水調査も(内容と範囲は事前にご説明)
- しつこい営業はいたしません
- 静岡県全域に対応しています
ホームページからお申し込みの方へいつも以上にお値引きを頑張ります
相見積もりも歓迎です。お値段は柔軟にご相談に応じますが、値段を下げても工事の品質は下げません。
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しつこい営業はいたしません。詳しく書きたい方は無料診断フォームからどうぞ。