屋上・ベランダの防水は、
「どこから水が入るか」を
見極めてから直します。
屋上やベランダは、屋根のように傾きだけで雨水を流しきれない場所です。表面を塗り直すだけで足りるのか、防水層から作り直すべきなのか。現地で状態を確かめ、建物に合う方法をご提案します。
- 屋上・ベランダ・バルコニー
- ウレタン・塩ビシート重ね貼り
- 全面防水は雨漏り保証10年
- 外壁塗装と同時施工で足場を共用

このページの内容
こんにちは。株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。
ベランダやバルコニー、屋上の床は、ふだん何気なく歩いている場所ですが、実は家の中で最も雨水を受け止めている場所のひとつです。表面が少し色あせただけに見えても、排水口のまわりや壁との境目、手すり壁の上にある笠木(かさぎ)の継ぎ目で傷みが進んでいることがあります。反対に、表面に細かいひびがあっても、すぐに雨漏りにつながるとは限りません。
防水工事で私たちがいちばん大切にしているのは、塗る前に「今ある防水の種類」と「水の入口」を確かめることです。ここを飛ばして見た目だけ整えると、費用をかけたのにまた水が回ってしまう、ということが起こり得ます。このページでは、防水が必要な場所、劣化のサイン、トップコートの塗り替えと防水改修の違い、主な工法、雨漏りの調査、工事の流れ、保証までを、できるだけ専門用語をかみ砕いてお話しします。
防水が必要な場所
屋根は斜めになっているので、雨水は重力で自然に流れ落ちます。ところが屋上やベランダはほぼ平らです。わずかな傾き(排水勾配)で排水口まで水を導いてはいますが、雨が強ければ一時的に水がたまりますし、落ち葉や砂で排水口が詰まれば水位はすぐに上がります。そこで床の表面に、水を通さない膜=「防水層」をつくって建物を守っています。
防水層は床だけでなく、壁際の立ち上がり、排水口(ドレン)、サッシの下、笠木までが一体となって初めて役目を果たします。どこか1か所でも切れ目ができれば、そこが水の入口になります。
屋上・陸屋根
平らな屋根のことを「陸屋根(ろくやね)」と呼びます。鉄筋コンクリート造のマンションや、四角い形の戸建て住宅、工場・倉庫に多い屋根です。面積が広いぶん、アンテナや室外機の架台、配管の貫通部、コンクリートの伸縮目地、排水口など、確認すべき箇所が多くなります。
屋上は真夏の直射日光をまともに受けます。静岡の夏は日差しが強く、防水層の表面は高温になり、夜には冷える、という伸び縮みを毎日くり返しています。山間部では寒暖差がさらに大きく、継ぎ目や端部に負担がかかりやすくなります。点検では、水たまりができている位置と乾き方も見て、勾配や排水の能力に問題がないかを確かめます。


ベランダ・バルコニー
戸建て住宅でご相談がいちばん多いのがベランダ・バルコニーです。床面だけでなく、壁際の立ち上がり、掃き出し窓のサッシ下、排水口、手すり壁の上の笠木を一緒に見ます。鉢植えや人工芝、マットを置きっぱなしにしている場所は、下に水分が残りやすく、その部分だけ傷みが進んでいることがよくあります。
ベランダの下がお部屋になっている間取り(下階が居室の「ルーフバルコニー」など)では、防水の傷みがそのまま天井のシミにつながります。お部屋の上にあるベランダは、特に早めの点検をおすすめしています。
庇(ひさし)・笠木
玄関や窓の上にある小さな屋根を「庇」、手すり壁やパラペット(屋上の外周の低い壁)の一番上にかぶせてある部材を「笠木」と呼びます。どちらも小さな部材ですが、雨を真上から受け、さらに壁との取り合い(接する部分)を持っているため、シーリング(すき間を埋めるゴム状の材料)が切れると壁の中に水が入りやすい場所です。
清水区など海に近い地域では、潮風に含まれる塩分の影響で、金属製の笠木や釘・ビスにサビが出やすい傾向があります。笠木の継ぎ目やビスの穴は、外からは小さく見えても雨水の入口になりやすいため、防水工事の際には床と一緒に確認するようにしています。
防水の劣化サイン
防水層は、紫外線、雨、温度変化、人の歩行、建物のわずかな動きによって、少しずつ傷んでいきます。大切なのは「どの段階の傷みか」を見分けることです。表面を守っている層だけが弱っているのか、水を止めている防水層そのものまで傷んでいるのかで、必要な工事も費用も大きく変わります。
- 表面の色あせ・ツヤがない表面保護(トップコート)が弱ってきたサインです。
- 細かいひび割れ表面だけか、防水層まで達しているかの見極めが必要です。
- 床がふくらんでいる(膨れ)防水層の下に水分や空気がたまっている可能性があります。
- めくれ・はがれ・破れ防水層の機能が失われ始めている状態です。
- 雨のあと水たまりが長く残る排水口の詰まりや勾配の問題が考えられます。
- 排水口まわりのひび・すき間水が集まる場所なので、傷むと浸水につながりやすい部分です。
- 草やコケが生えている土や水分がたまっている証拠。根が防水層を傷めることもあります。
- 下の階の天井や壁にシミすでに水が入っている可能性があります。早めにご相談ください。


表面だけの傷み(初期)
色あせ、ツヤの低下、ごく細かいひび割れは、多くの場合、防水層の上に塗られている「トップコート」が紫外線で弱ってきた段階です。防水層そのものが健全であれば、きれいに洗浄して下地を整え、トップコートを塗り替えることで、防水層を守る力を回復させられる場合があります。
ただし、見た目がよく似ていても、下の防水層まで傷んでいることがあります。指で押したときの感触、浮きや膨れがないか、立ち上がりや排水口まわりに切れ目がないかを、現地で一つずつ確かめてから判断します。
防水層まで進んだ傷み(中期〜後期)
膨れ、めくれ、破れ、広い範囲のひび割れが見られる場合は、防水層そのものが役目を果たせなくなりつつあるサインです。膨れは、防水層の下に入り込んだ水分が夏の熱で水蒸気になり、押し上げている状態であることが多く、上から塗り重ねるだけでは再発することがあります。
この段階では、既存の防水層をどこまで撤去するか、残す場合はどう密着させるか、下地の湿気をどう逃がすか、といった計画が必要です。工事の名前よりも、こうした「下準備の中身」で仕上がりと長持ちが変わります。
室内のシミ・雨漏り
下の階の天井や壁にシミが出ている場合、すでに建物の内部へ水が入っている可能性があります。梅雨の長雨や台風の横殴りの雨のあとに急にシミが広がった、というご相談は静岡でも毎年のようにいただきます。原因はベランダの床とは限らず、笠木、サッシまわり、外壁のひび割れ、配管の貫通部なども候補になります。詳しくは後ほど「雨漏りがあるときの調査」でご説明します。
シミを見つけたら、濡れた天井には触れず、照明器具の真上であれば電気の使用を控えてください。ご自身で屋根やベランダの外側など高い場所に上がるのは危険ですので、写真を撮っていただくだけで十分です。
トップコートと防水改修の違い
防水工事のご相談で、いちばん誤解が多いのがこの部分です。「防水を塗り直す」という言葉には、実は大きく分けて2種類の工事が含まれています。ひとつは表面の保護膜だけを塗り替える「トップコートの塗り替え」、もうひとつは水を止める本体である防水層から作り直す「防水改修」です。
工法や既存の状態によって層の構成は変わります。図はウレタンなどの塗膜防水を例にした模式図です。
たとえるなら、防水層は「雨がっぱ」、トップコートはその雨がっぱを日焼けから守る「日焼け止め」のようなものです。日焼け止めが落ちてきた段階で塗り直しておけば、雨がっぱは長持ちします。しかし雨がっぱ自体が破れてしまったら、日焼け止めをいくら塗っても雨は防げません。
トップコートの塗り替えで済む場合
- 色あせ・ツヤの低下が中心
- 膨れ・めくれ・破れがない
- 立ち上がりや排水口に切れ目がない
- 室内に雨染みが出ていない
- 工事が短期間で、費用も抑えやすい
防水改修が必要になる場合
- 膨れ・めくれ・破れが見られる
- ひび割れが広い範囲に及ぶ
- 排水口まわりが傷んでいる
- 室内にシミ・雨漏りがある
- 既存層の撤去や下地補修の計画が必要
トップコートの塗り替えは、3〜5年ごとを目安にお考えください。実際に、全面防水工事の際に防水メーカーと連名で発行する保証では、3〜5年ごとにトップコート塗装を行うことが条件(免責事項)として記載されています。つまり、防水層を長く健全に保つには、定期的な表面のお手入れが前提になっているということです。夏の日差しが強い静岡では、特に日当たりのよい南向きのベランダや屋上で、表面の傷みが早く進むことがあります。
主な防水工法の比較
防水工事にはいくつかの工法があり、「どれが一番良い」と一概には言えません。今ある防水の種類、下地の状態、面積や形、人がよく歩くかどうか、工事期間、においへの配慮、ご予算などを合わせて選びます。新しい防水材は、既存の防水と相性が合わないと密着しないこともあるため、現地で既存の種類を確かめることが出発点になります。ここでは住宅でよく使われる3つの工法の、一般的な特徴をご紹介します。
| 工法 | しくみ | 向いている場所の一般例 | 注意したい点 |
|---|---|---|---|
| ウレタン塗膜防水 | 液体の防水材を塗り重ね、継ぎ目のない膜をつくる | 形が複雑な屋上、配管や架台の多い場所、ベランダ | 職人の手で厚みを均一にする管理、乾燥時間と天候の管理が重要 |
| FRP防水 | ガラス繊維のマットを樹脂で固め、硬く強い膜をつくる | 戸建て住宅のベランダ・バルコニーなど比較的狭い場所 | 硬い分、建物の動きが大きい下地や広い面には向かない場合がある。施工中のにおい |
| 塩ビシート防水(重ね貼り) | 工場で作られた塩化ビニル樹脂のシートを貼る | 面積の広い屋上、既存がシート防水の建物 | シート同士の継ぎ目や端部の処理が要。複雑な形には手間がかかる |
※上記は工法の一般的な特徴です。耐久性は材料の種類、下地、施工条件、日当たり、お手入れの頻度で大きく変わるため、ここでは年数を示していません。
ウレタン塗膜防水
液体の防水材をローラーやヘラで塗り重ね、乾くとゴムのような弾力のある膜になる工法です。継ぎ目ができないため、配管の立ち上がりや室外機の架台、入り組んだ角など、シートでは納めにくい形にもなじみやすいのが特長です。既存の防水層の上から施工できる場合も多く、工事中に出る廃材を抑えやすい面もあります。
一方で、仕上がりの厚みは職人の手に左右されます。決められた量を、決められた回数、乾燥時間を守って塗り重ねることが品質のすべてと言ってよいほどです。また、下地に湿気が多い屋上では、湿気を逃がす通気シートを挟む「通気緩衝工法」を選ぶなど、状態に合わせた工夫が必要です。私たちは塗装の専門店として、塗布量と乾燥時間の厳守を品質管理の柱にしており、その考え方は防水工事でも同じです。
FRP防水
FRPとは、ガラス繊維で補強したプラスチックのことです。ガラス繊維のマットを敷き、樹脂を含ませて固めることで、硬くて強い防水層をつくります。軽くて摩耗に強く、硬化が早いため、戸建て住宅のベランダで新築時から多く採用されています。
硬いぶん、木造住宅の揺れや下地の動きが大きい場所では、ひび割れが出ることがあります。FRPのベランダは、表面のトップコートを定期的に塗り替えて防水層を守るのが基本のお手入れです。トップコートを塗り替える際も、既存がFRPかどうかで使う材料や下処理が変わるため、まず種類を見分けるところから始めます。

ベランダの防水施工。端部や排水口まわりまで切れ目なく仕上げます。
塩ビシート防水(重ね貼り)
工場で一定の厚みに作られた塩化ビニル樹脂のシートを貼る工法です。厚みが均一で品質が安定しやすく、広い屋上では効率よく施工できます。既存がシート防水の建物では、状態によって古いシートをはがさずに上から新しいシートを重ねる「重ね貼り」ができる場合があり、撤去の手間や廃材を抑えられます。
シート防水で大切なのは、シート同士の継ぎ目と、壁際・排水口などの端部の処理です。ここが甘いと、広い面がしっかりしていても端から水が入ります。ハウスメーカーの住宅では独自の納まり(部材の取り付け方)があることも多いため、現物を見て判断します。


バルコニー床にシートを重ね貼りした例。端部の納まりまで丁寧に仕上げます。
雨漏りがあるときの調査
雨漏りの修理でいちばん難しいのは、「水の入口」と「シミが出る場所」が一致しないことです。雨水は建物の中に入ると、柱や梁、床のコンクリートの上を伝って低い方へ流れ、思いもよらない場所に現れます。シミの真上だけを防水しても止まらない、というケースは珍しくありません。
アップリメイクでは、「雨漏りは今回の工事と関係ありません」とは言わず、原因を調べたうえで直すことを大切にしています。社内には雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持つスタッフがおり、目視に加えて、必要に応じて赤外線カメラや散水調査も行います。調査は、建物に余計な水を入れないよう、範囲と順番を決めて進めます。
聞き取りと目視による調査
まず、いつから、どんな雨のときに、どこにシミが出るのかを詳しくお聞きします。「台風のように風が強い日だけ」「長雨が続いたあと」「雨が止んでしばらくしてから」など、出方の違いは原因を絞り込む大きな手がかりです。そのうえで、ベランダや屋上の防水面、笠木、サッシまわり、外壁のひび割れやシーリング、配管の貫通部を一つずつ確認し、写真に記録します。
お住まいの診断では、30倍の専用スコープで塗膜の表面を観察し、ヘアクラック(髪の毛ほどの細いひび)や防水性が保たれているかを確かめています。撮影した写真と診断書で、どこがどのような状態だったかをご報告します。

室内のシミの位置や広がり方も、原因を探る大切な手がかりです。
赤外線カメラ・散水調査で入口を絞り込む
目視だけで入口が絞り込めない場合、アップリメイクでは必要に応じて赤外線カメラによる調査を行います。赤外線カメラ(サーモグラフィー)は建物の表面温度の違いを色で映し出す機器で、水を含んで周りと温度が変わっている部分を、壁や天井を壊さずに探す手がかりになります。
さらに、疑わしい場所に順番に水をかけて室内側の変化を確かめる「散水調査」も行います。水をかけてすぐに室内へ出てくるとは限らないため、時間をおいて確認したり、かける範囲を少しずつ変えたりしながら、一か所ずつ候補を消していきます。どの調査が適しているかは建物の状況によって異なりますので、調査の内容と範囲は事前にご説明し、ご納得いただいてから進めます。入口を特定してから防水や補修を行うことで、直したのにまた漏れる、という遠回りを避けられます。
ベランダの色あせ、膨れ、天井のシミなど、気になる症状があれば、写真や図面がなくても大丈夫です。無料診断で、防水だけでなく外壁や笠木まで一緒に確認します。お電話の際に「ホームページを見ました」とお伝えいただいた方には、いつも以上に、お値引きを頑張ります。
防水工事の流れ
ここでは、屋上のウレタン塗膜防水を例に、工事の流れをご紹介します。ベランダやシート防水でも、「調べる→洗う→直す→密着させる→防水層をつくる→守る→確かめる」という考え方は同じです。防水は乾燥と天候の影響を大きく受けるため、雨の予報がある日は無理に進めず、余裕を持った工程表を作成してお渡ししています。
- 現地調査・お住まい診断
既存防水の種類、築年数、過去の工事、排水の状態、立ち上がり、笠木、サッシ、設備まわりを確認します。室内にシミがあれば、雨の降り方との関係もお聞きします。診断結果は写真と診断書でご報告し、工事内容とお見積もりをご提案します。

- 高圧洗浄・清掃
長年たまった砂ぼこり、コケ、弱った表面を洗い流します。汚れが残ったままでは新しい材料が密着せず、早いはがれの原因になります。防水層を傷めないよう、水圧と距離に気を配りながら洗浄します。

- 下地補修(ひび割れ・排水口まわり)
ひび割れ、浮き、欠け、目地の切れ、排水口まわりのすき間を補修します。特に排水口は水が集まる場所なので、周囲の下地を整え、部材の取り付けまで丁寧に行います。仕上がってからは見えなくなる部分ですが、防水の持ちを大きく左右する工程です。

- プライマー(接着剤)の塗布
下地と防水材をしっかりくっつけるための下塗り材を塗ります。既存の防水の種類や下地に合ったプライマーを選ぶことが重要で、ここを誤ると上の層がどれだけ良くても密着しません。

- 補強メッシュ・防水層の施工
ひび割れが出やすい場所や継ぎ目には補強メッシュを入れ、その上から防水材を塗り重ねて厚みのある防水層をつくります。決められた量を守り、一層ごとに乾燥時間をとってから次の層を重ねます。

- トップコートの塗布
仕上げに、防水層を紫外線やすり減りから守るトップコートを塗ります。立ち上がりや角、排水口まわりに塗り残しがないよう、細かい部分は刷毛で仕上げます。

- 完了確認・保証書のお渡し
仕上がりだけでなく、排水口へ水がきちんと流れるか、端部や立ち上がりに塗り残しがないかを社内で検査し、お客様にもご確認いただきます。工事の様子は工程ごとに写真に収め、工事写真報告書としてお渡ししますので、お留守の間の作業も後からご確認いただけます。最後に保証書を書面で発行します。

費用の考え方と保証
防水工事の費用は、面積だけでは決まりません。既存防水の種類と傷み具合、撤去の有無、下地補修の量、排水口や笠木の処理、選ぶ工法、そして足場が必要かどうかで大きく変わります。そのため、アップリメイクでは現地調査を行ったうえで、工事内容ごとに数量と単価を記載したお見積書をご提出しています。ここでお示しする金額はすべて一般的な目安であり、実際の費用は現地調査後に正確なお見積もりでご案内します。外壁塗装・屋根塗装の料金プランは料金・費用プランのページでご覧いただけます。
見積書で確認したいポイント
防水工事の見積書を比べるときは、「㎡あたりいくら」という単価だけでなく、次の項目が書かれているかをご確認ください。防水を施工する面積、既存防水の撤去の有無、下地補修の内容、工法と材料の名前、端部や排水口の処理、トップコートの有無、保証の内容と年数です。「防水工事 一式」とだけ書かれた見積書では、下地処理をどこまでやってくれるのかが分かりません。
雨漏りの修理を含む場合は、原因調査と防水施工を分けて書いてもらうと、何にいくらかかっているのかが理解しやすくなります。私たちの見積書も、塗料(材料)・工法・耐久年数・工事代・保証年数がひと目で分かるように記載しています。
足場が必要な場合の費用
1階の庇や、2階ベランダの外側・笠木の工事などで足場が必要になる場合は、足場代が費用の大きな割合を占めます。一般的な2階建て住宅(30坪程度)の足場代は15万円〜30万円程度、3階建てでは20万円〜40万円程度が目安です。外壁塗装と防水を別々の時期に行うと、この足場代が2回分かかることになります。
防水工事の保証
アップリメイクでは、すべての工事を対象に、工事保証書を書面で発行しています。工事が終わってからが、お客様と私たちのお付き合いの始まりだと考えているからです。また、国土交通大臣指定のリフォームかし保険の登録施工店(リフォーム保険登録番号0042079)でもあります。
屋上やベランダの全面防水工事を行った場合は、雨漏り保証10年の保証書を発行してお渡ししています。なお、部分的な防水補修の場合は保証の対象外となりますので、あらかじめご了承ください。この保証は防水メーカーとの連名保証で、免責事項として「3〜5年ごとにトップコート塗装を実施すること」が記載されています。せっかくの保証を生かすためにも、定期的なトップコートのお手入れを計画に入れておくことをおすすめします。保証やアフターサポートの考え方は保証・アフターサポートのページでも詳しくご紹介しています。
なお、施工開始前であれば、いつでもご契約を解除していただけるお約束をしています。ご家族でゆっくり相談しながら決めていただいて構いません。
積水ハウスの防水工事
静岡でも積水ハウスにお住まいの方から、防水工事のご相談を多くいただきます。積水ハウスでは築10年から有償工事の提案が始まり、その後も5年ごとに定期点検が続くのが一般的です。点検のたびに防水の提案を受けて、「この金額は妥当なのだろうか」と迷われる方も少なくありません。
アップリメイクでは、積水ハウスの住宅の防水工事にも対応しています。塩ビシート防水の重ね貼り工法や、ウレタン防水の施工が可能です。ハウスメーカーの住宅は独自の部材や納まりを使っていることが多いため、現物を確認し、既存の防水の種類に合わせた工法をご提案します。
金額の目安としては、ハウスメーカー(積水ハウス)の防水工事の料金の5〜7掛け程度で施工が可能です。もちろん、建物の状態や工事の範囲によって変わりますので、正確な金額は現地調査後のお見積もりでご確認ください。ハウスメーカーの外壁塗装との費用の違いについては、ハウスメーカーの外壁塗装費用の解説や積水ハウスの外壁塗装費用の解説も参考になさってください。
外壁塗装と同時に行う理由
外壁塗装のために足場を組むのであれば、防水工事も合わせて行うお客様が多数です。ベランダの外側、笠木、サッシまわり、外壁の目地は、防水と同じように雨水から家を守っている部分で、傷む時期も重なりやすいからです。足場があれば、ふだん手の届かない笠木の継ぎ目やビスの状態まで、間近で確認して補修できます。
反対に、塗装工事だけを先に行い、5年後に防水工事だけを行うと、その時にまた足場代がかかります。中長期の修繕計画の中で工事を分けると、トータルの費用がふくらむ原因になりますので注意が必要です。外壁と屋根の同時施工の考え方は外壁・屋根の同時塗装の費用解説でもご紹介しています。
防水が健全なら、無理に全面改修はしません
ただし、防水層がまだ健全であれば、無理に全面改修をおすすめすることはありません。今回は外壁塗装と合わせてトップコートの塗り替えと部分補修にとどめ(部分的な防水補修には防水保証は付きません)、防水層の改修は次回の点検で判断する、という選び方もあります。大切なのは「今やる工事」と「次に見るべきこと」を分けて、ご家族のライフプランに合った修繕計画をつくることです。私たちは、ファイナンシャルプランナーの資格を持つスタッフも交えて、長い目で見て無理のないプランを一緒に考えます。
アパート・マンション、工場・倉庫の防水も
アパート・マンションの屋上防水やバルコニー防水、工場・倉庫の防水補強のご相談も承っています。入居者の方の通行や、建物を使いながらの工事になるため、区画の分け方、においへの配慮、工期の調整まで含めて計画します。静岡市駿河区のマンションで、外壁・屋根塗装やシーリング工事と合わせて屋上防水・バルコニー防水を行った実績もあります。
防水工事の施工事例
静岡県中部で行った防水工事の事例の一部です。それぞれの事例ページで、施工前の状態から工程、完成後の様子までご覧いただけます。
防水工事のよくある質問
トップコートを塗れば、防水工事は完了ですか?
防水層が健全であれば、トップコートの塗り替えは防水層を守る有効なお手入れです。ただし、膨れ、めくれ、破れなど防水層そのものが傷んでいる場合は、トップコートだけでは雨水を止められません。どちらが必要かは、現地で状態を確認してから判断します。
トップコートの塗り替えは何年ごとが目安ですか?
3〜5年ごとが目安です。全面防水工事の雨漏り保証でも、3〜5年ごとのトップコート塗装が条件として記載されています。日当たりの強い南向きのベランダや屋上では、表面の傷みが早く進むこともありますので、色あせが目立ってきたら一度ご相談ください。
ベランダの水たまりは放っておいても大丈夫ですか?
まず排水口に落ち葉や土が詰まっていないかを確認してください。雨のあと長い時間水が残る状態は、防水層に負担をかけ続けます。清掃しても改善しない場合は、勾配や排水口まわりの傷みが考えられますので、原因を調べたうえで補修をご提案します。
雨漏りしている場所の真上を防水すれば直りますか?
真上が原因とは限りません。雨水は建物の中を伝って、入口から離れた場所にシミをつくることがあります。笠木、サッシまわり、外壁、配管の貫通部なども含めて候補を一つずつ確かめ、入口を絞り込んでから工事を行います。
雨の日や梅雨の時期でも工事はできますか?
防水材は乾燥と天候の影響を大きく受けるため、雨の日や雨が予想される日は作業を行いません。梅雨や台風の時期は日程に余裕を持たせた工程表をつくり、天候を見ながら進めます。工期より品質を優先することも、防水工事の品質管理の一部だと考えています。
工事中は家にいても大丈夫ですか?においは出ますか?
基本的にはふだんどおりお過ごしいただけます。材料によってはにおいが出るものもあるため、使用する材料と作業日、窓を閉めていただきたい時間帯などを事前にご説明します。ベランダに洗濯物を干せない期間についても、工程表でお知らせします。
積水ハウスの家でも、ハウスメーカー以外に頼めますか?
はい、アップリメイクでも施工が可能です。塩ビシート防水の重ね貼りやウレタン防水に対応しており、金額はハウスメーカーの防水工事の料金の5〜7掛け程度が目安です。建物の状態によって異なりますので、正確な金額は現地調査後にお見積もりします。
防水工事だけの相談でもいいですか?
もちろんです。ベランダの色あせが気になる、天井にシミが出た、といった小さなご相談から承っています。無料診断では、防水面に加えて笠木や外壁の状態もあわせて確認し、今すぐ必要な工事と、次回の点検でよい工事を分けてご説明します。
代表からのメッセージ
防水は、仕上がってしまえばほとんど目に入らない工事です。だからこそ、洗浄、下地補修、プライマー、塗布量、乾燥時間といった、見えなくなる工程をどれだけ丁寧に積み重ねたかで、数年後の結果が変わります。
アップリメイクは、亡き父が1973年に創業し、2005年に法人化しました。施工実績は6000件以上(2026年4月末時点)、1級塗装技能士が11名(2025年9月現在)在籍しています。私自身も塗装職人からスタートしました。父から教わった「お客様の幸せを第一に施工品質を考える事」という言葉を、防水工事でも同じように守っていきます。
雨漏りやベランダの傷みは、放っておくほど直す範囲が広がりやすいものです。「まだ大丈夫かな」と迷っている段階でも構いません。生まれ育った静岡の住まいを守るお手伝いをさせてください。
株式会社アップリメイク 代表取締役 齋藤直樹
ベランダ・屋上の防水、まずは無料診断で状態を確かめませんか?
表面の塗り替えで済むのか、防水層からの改修が必要なのかを、写真と診断書でわかりやすくご報告します。雨漏りが気になる方も、お気軽にご相談ください。
お電話で「ホームページを見ました」とお伝えいただいた方には、いつも以上に、お値引きを頑張ります。0800-100-1641
通話料無料 受付 9:00〜18:00(年中無休)









